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「Thinkstock」より
今の時期は賃貸住宅業界の繁忙期ですが、新生活に向けて入居先を探している方がたくさんいる一方、退去される方も同じくらいいる時期です。
今回は賃貸住宅の“退去”についての話題です。
入居するときは、不動産会社の人が比較的親切に案内をしてくれますが、退去するときは案内役がいないので「どうしたらいいかわからない」という方も多いようです。退去の基本からちょっとした節約術までお教えいたします。
まずは賃貸住宅の退去の基本を確認します。最初にしなければならないのは、賃貸住宅の管理者へ「退去の連絡」をすること。一般的には不動産会社が管理していることが多いので、その不動産会社へ退去したい旨を連絡します。大家さんが直接管理している場合は大家さんへ連絡します。
その際、注意すべき点は「予告期間」と「退去の届出方法」です。予告期間は賃貸借契約書に記載されていますので、確認が必要です。例えば、「1カ月前までに予告」と記載されている場合は、退去したい日の1カ月前までに連絡します。退去日が決まっている場合は、1カ月以上前でも構いません。また、この退去を届け出る際、電話連絡による口頭で大丈夫な場合もあれば、「退去届」のような書面を提出しなければならないこともあります。特に、退去届が必要なケースでは、それが相手に届いた日から1カ月以上必要となっていることが多いので注意が必要です。
ちなみに、管理者に退去の連絡をすると、退去理由を聞かれることがありますので、簡単に答えられるようにしておくとよいでしょう。
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