東京・神宮前にあるカフェレストラン「Cafe Kaila 表参道店」。ハワイ系のパンケーキ店で、フルーツが山盛りの「カイラ・オリジナル・パンケーキ」が人気です。パンケーキのほかに、ハワイの食材やオーガニックの食材を取り入れた、こだわりのメニューも人気があります。多くのメディアにも取り上げられ、いつでも開店前から行列ができるほどの人気店です。
ハワイのホノルルに本店を構え、2012年12月に表参道店をオープンし、そして東京ディズニーリゾート(TDR)内にあるショッピングモール、イクスピアリに国内2号店として舞浜店をオープンしました。カフェ・カイラはパンケーキブームの火付け役と言われる人気店です。
筆者は2年ほど前に表参道店へ行ったのですが、長い行列ができており「4時間待ち」となっていたため断念しました。今回はそこまでの行列ではなかったものの、47人も並んでいました。お客は10代と20代の女性がメインでしたが、ほかのパンケーキ店に比べると30代や40代の女性も多く見受けられました。
カフェ・カイラは、ハワイの情報雑誌「ホノルル・マガジン」主催のグルメ賞で「ベスト朝食賞金賞」を受賞しました。それを受けて「ハワイで一番美味しいお店」というキャッチフレーズをつけています。2016年度も同賞を受賞しており、現在3年連続の受賞となっています。
さて筆者は、約40分待って入店することができました。表参道界隈にあるパンケーキ店はどこも行列ができており40分という待ち時間は短いほうですが、同店は全70席もあるので客数の点では他店を圧倒しているといえます。
入店すると店員さんが元気良く「いらっしゃいませ、アロハ!」と挨拶をして迎えてくれました。この挨拶を聞いて気持ち良く入店し、その後店員さんが丁寧に席まで案内してくれました。
内装は淡い木目調を基調とし、ハワイをイメージした明るい雰囲気が広がっています。店舗奥の壁面には巨大なテレビを8台並べ、ハワイの写真などの映像を流していました。スタッフはアロハシャツ風の制服を着用するなど、ハワイの雰囲気を印象づけています。店舗の空間を非常に大事にしていることが伝わってきます。このハワイらしい空間が料理をよりおいしくしているようです。