今回は、ファミリーマート総合企画部広報室さんにご招待していただいた「ファミマの中華まん、おでん商品発表会」について書きたいと思います。
本社の会場に到着すると、中華まん・おでんに負けない熱々なメディア関係者でいっぱいでした。
前年版と新作の食べ比べからスタート
前年版と新作を食べ比べると、生地が生まれ変わっていて、具材のバランスも改善されていました。私は中華まんを食べるときに、“割り感“を重要視します。割り感とは、中華まんを半分に割ったときの具材バランスのことです。なぜ、それを観察するかというと“ファーストひとくち”が変わってくるからです。そして、ふたくち目も同じようにおいしく食べられるからです。
「生地×具材バランス=もちジュー食感の実現」によって、専門店に負けない本格中華まんが“ファミマ史上最高”で誕生したようです。この実現には、メーカー井村屋が「中華まんを包むシート成型ライン」に新投資することで完成できたようです。
コンビニ研究家がおすすめする単品は、豚肉の存在感がアップし、さらにタケノコ増量で食感までアップの「熟成生地の本格肉まん」。定価130円(以下、金額は税込)で8月22日(火)に発売。このほかにも、とろとろチーズ量なんと16gでフレッシュトマト、ポルトガル産のトマトペーストをダブル使用することで、驚きのトロツル食感が特徴の「チーズたっぷり熟成生地のピザまん」は、女性ウケ間違いナシ(定価、発売日は同)。
今年のファミマの中華まんは、「定番商品・バラエティ商品・高単価商品」の3つの軸で、「ファミ横中華街」を展開していくという。全国の中華街や有名中華料理店などとのタイアップが、あるかもしれませんね。ドキドキです。
おでん
続いてのファミ横商店街は、おでんです。おでんは、シンプルでした。他社が出さない味を研究し、昆布重視型おでん専門店を分析することで、見事にコンビニおでんでそれを再現していました。店舗としては、おでんの仕込みオペレーションを簡易化することで無駄を省き、常においしいファミマのおでんを提供するとのこと。今年は、コンビニおでんの空白マーケットにチャレンジする予感です。