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――そうなると、やはり今後はプレイヤーが大幅に増える可能性は少ないですね。
綴木 団塊の世代などの高齢者が退いていくと一気に少なくなることが最大の課題です。客足が遠のき、業績が頭打ちとなり、毎期の決算で利益確保に翻弄されているゴルフ場は少なくありません。プレイヤー数と比較してゴルフ場の数が多すぎる事態となれば、今後はさらに淘汰が進んでいくでしょう。預託金の償還問題も含めて、経営環境はかなり厳しいといえます。
――18年の倒産ラッシュが19~20年も続く可能性はあるのでしょうか。
綴木 あります。そのため、警鐘を鳴らす意味でも今回の調査を発表しました。預託金の償還期限については個々のデータがないのでピーク時期などを完全に把握するのは難しいのですが、今後もゴルフ場の倒産は増える可能性が高いとみています。
(構成=長井雄一朗/ライター)
【※1】
3期連続(2015~2017年決算)で業績比較可能なゴルフ場経営業者951社を抽出
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