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三浦翔平と株式会社gramの高田雄史社長
そして22日、HERO’Sは件のロゴについて「シンガポールの日本側運営会社に対し、その使用権をお渡しする所存でございます。皆様にお騒がせしてしまい誠に申し訳ありません」と、態度を一転させた。だが、あくまでも「使用権」の譲渡であって、HERO’Sが現在保有している権利を放棄するわけではない。
Business Journal編集部ではHERO’Sに、今回の出店の経緯や、商標登録の意図などの質問事項をメールで送ったところ、「現在、弊社としては個別の質問にはお答えしておりません。HPあるいはメディアを通じての回答を把握いただければと存じます」として詳細な回答は得られなかったものの、担当者は下記のようにコメントした。
「弊社としても、企業戦略の一環とはいえ、このようなお言葉を頂き、真摯に受け止めております。メディアの皆様にも、このようにお騒がせしてしまい、誠に申し訳ございません。今後もHERO’Sとして、良い商品をご提供し、お客様に喜んで頂けるように努力いたします」
なお、HERO’Sのイメージキャラクターに起用されている俳優・三浦翔平にも批判の声が飛ぶなど騒動の余波が広がっている様子だが、所属事務所に問い合わせたところ、「弊社ではお答えできない」とのこと回答だった。
実はgram社は、このティラミスに限らず、世間で人気が出た他社のパンケーキやプリンなどの商品名を商標登録して、知的財産権を横取りする手法を繰り返しているとの指摘も上がっている。
表参道の次は、兵庫・神戸三宮に2号店をオープン予定のHERO’S。その味がどれだけ優れていようと、gram社の手がけるパンケーキ店と合わせ、当面は世間から冷たい視線を浴びることは避けられそうにない。
(文=A4studio)
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