横浜市は、2024年12月5日に新たなグリーン社会の実現を市民や企業・団体と共に推進することを目的とした新プロジェクト「地球1個分で暮らそう STYLE100」を立ち上げることを発表しました。
「地球1個分で暮らそう STYLE100」は、地球にやさしい未来の暮らしをつくる横浜の人や活動を紹介し、賛同者・参画者を増やしながら、新たなグリーン社会の実現を市民や企業・団体の皆様と共に推進することを目的とした、横浜市が行う新プロジェクトです。
横浜市では、これまでもグリーンイノベーションによる持続可能かつ魅力的な新しい社会の実現に向けた活動を、市民や企業・団体と取り組んできましたが、こうした取り組みをさらに拡げるため、本プロジェクトは始動しました。
横浜市長の山中竹春氏は、「地球の危機を食い止めるために、まず私たちの暮らしや私たちの企業活動、団体活動を見直していかなければならないと思います。今の自分たちの暮らしや目先の便利さのために地球の資源を減らしていくのではなく、与えられた地球1個分で幸せに暮らしていける社会を作ろう。これがこのプロジェクトの目的。そんな地球1個分の暮らしがサステナブルな社会であると横浜市は考えています」と、プロジェクト発足について語りました。
今回の発表では、プロジェクトで行っている実際の事例についても話がありました。
例えば、株式会社横浜スタジアム代表取締役社長・藤井謙宗氏は、地球に優しいハマスタを作るために、スタジアム内で出るゴミをしっかりと分別し、CO2を減らしていく取り組みを進めていると語りました。特に現在、競技場から足早に帰宅する観客に対して、忘れずゴミを分別してもらうための仕組み作りの事例がないため、「横浜からそういった新しい観戦スタイルを作り、他の競技場にも広まっていく、繋がっていくように頑張りたいと思っています」とプロジェクトへの決意を話しました。
横浜市は他にも、ロッカー型の自動販売機でフードロスをなくす取り組みや、地元小学生による近隣の生き物調査、JICA職員による横浜の都市農業を世界に広げる取り組みなど、横浜市内だけに留まらず世界にも向けた様々な”STYLE”の取り組み事例を発表しました。
山中市長は最後に、「あの人やあの企業のスタイルを別の人や別の企業のスタイルに落とし込んで、グリーンな社会、サステナブルな社会を共に実現していこうではありませんか。そのためのプラットフォームが このスタイル100です」と、「地球1個分で暮らそう STYLE100」への熱い想いを語りました。
今後横浜市は、同日にオープンしたWebサイト及びInstagramを中心に「地球1個分で暮らそう STYLE100」の取り組みを発信し、GREEN×EXPO 2027までに事例を100件まで拡大することを目指していきます。
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