400万人が使うEightの法人版Eight Teamが拡大中!中小企業が次々導入する理由に迫る

●この記事のポイント
・Sansan株式会社が提供するEight Teamは、中小企業向けに名刺管理・共有をシンプルに実現するサービスとして5,000社に導入されている。
・スマホ撮影だけで高精度にデータ化し、チーム全体で名刺情報を共有。属人化していた名刺管理を会社の資産に変える。
日本のビジネスシーンに深く根付く「名刺交換」。しかし、交換した名刺が個人の机の引き出しに眠ったまま、異動や退職で情報が消失してしまう。そんな課題を抱える企業は少なくない。Sansan株式会社が提供する中小企業向け名刺管理サービス「Eight Team」は、こうした名刺管理の属人化を解消し、顧客情報を会社全体の資産として活用する仕組みを提供している。
本記事では、同社で「Eight Team」事業を担当する営業責任者へのインタビューを通じて、サービスの特徴、導入企業の具体的な成果、そしてDX時代における名刺管理の重要性について掘り下げる。
「Eight」は、名刺をデータ化してスマートフォンで管理できるサービスとして、多くのビジネスパーソンに支持されてきた。紙の名刺をスキャンするだけで管理でき、つながった相手とはアプリ上で交流できるという利便性から、利用者数は400万人を超える。
その成長の過程で、ユーザーからは「社内で名刺データを共有したい」「チームで活用できる仕組みがほしい」といった声が多く寄せられるようになった。こうした要望を背景に、「Eight」の新たな進化として誕生したのが「Eight Team(旧:「Eight 企業向けプレミアム」)」だ。
「Eightは、もともとは個人が名刺をデータ化して管理できるアプリとして始まりました。紙の名刺をスマホで持ち歩けて、つながった人と気軽にやり取りできる。その便利さが評価されて、利用ユーザーも年々増えていきました。利用が広がる中で、社内で名刺情報を共有したい、チームで活用できたらもっと便利という声がたくさん出てきたんです」
そう語るのは同社のEight Team Growth グループ マネージャーの徳沢氏だ。
従来、「Eight」の名刺データは個人単位で管理されていたため、社内で共有したり一元的に活用するには手間がかかった。そこで生まれたのが「Eight Team」だ。ターゲットは、30人前後での利用を想定した、中小企業や一部署・支店、プロジェクト単位での活用を見据えた全国の事業者。コンセプトは「個人のEightで築いてきた人脈を、企業の資産に変える」。新たに名刺や顧客情報を一元管理しようとすると、一般的にはCRMツールの導入が必要になる。しかし、それには初期設定やデータ入力といった手間がつきもので、現場の営業担当にとって負担が大きい。情報を細かく入力すれば精度は上がるが、入力作業そのものが目的化し、本来の営業活動を圧迫しかねない。
「Eight Team」は、 “現場に馴染まない管理ツール”の課題を解消する
「Eight Team」の特徴は、個人の「Eight」アカウントを活用できる点にある。仕組みはシンプルだ。個人のアカウントを統合し、組織全体で共有できるようにする。具体的には、「Eight」アプリ内で自分が交換した名刺だけでなく、他のメンバーが登録した名刺も閲覧できる。つまり、チーム全体の人脈が一つのデータベースとして可視化される。
「実際、導入のきっかけは、社長や推進担当者がEightを使っていた、あるいは社内にEightユーザーがいたというケースが多いですね。今では利用者が400万人を超えているので、社内にEight経験者がいる流れで導入が進むことがあります」
既存の「Eight」ユーザーは、これまでのアカウントをそのまま利用でき、必要な作業はスマートフォンで名刺を撮影するだけ。導入のハードルが非常に低い点が特徴だ。一方で、名刺データはCSV形式で出力できるため、他システムへの連携やデータの拡張もしやすい。手軽さと柔軟性を両立した仕組みが、「Eight Team」の大きな魅力になっている。

「Eight Team」を導入した企業の特徴
一つ目は、DXの取り組みが十分に進んでいない企業だ。紙の名刺を机の中にしまい込み、顧客情報を個人がそれぞれの方法で管理している。そんな状況のまま営業活動を続けているケースである。その結果、本来であれば会社の資産として引き継がれるはずの情報が、担当者の異動や退職とともに失われる。つまり、会社として顧客データを一元的に管理するためのデータベースが構築できていない。
こうした企業に共通するのが、営業活動における“情報の断絶”だ。新規開拓で問い合わせフォームからアプローチしたところ、実は社内の別の担当者がすでに接点を持っていた。そんな「早く言ってよ」という重複営業は珍しくない。
「退職者が出たタイミングで、その人が持っていた顧客の担当者情報が完全に失われるケースも少なくありません。まずは検索可能なデータベースを構築し、情報基盤を整えたいという流れで検討いただくケースは多いです。」
二つ目は、すでにCRMやSFAを導入済みの企業だ。これらのツールをより効果的に活用するため、名刺情報を起点としたデータ基盤を求めて「Eight Team」を採用しているケースである。
「社内の接点情報を集約する際、最も効率的なのは名刺です。名刺をデータ化して既存ツールに連携させることで、成果の最大化を図る企業も多くあります。」
CRMツール導入時、担当者は機能を使いこなそうとして多くの項目を設定しがちだ。しかし、それが営業担当の負担となり、結果的に運用が定着しないことも少なくない。「Eight Team」は、名刺をスマホで撮影して登録するだけというシンプルな仕組みが評価されている。データ入力の心理的ハードルを下げることで、ツール運用の続く仕組みを実現する。
名刺管理を取り巻く業界のトレンドとして、データ活用が経営の決め手になりつつある点が挙げられる。
「これまでの経営資源といえば人・物・金が中心でしたが、近年は情報が新たな資源として注目されています。中でも、その情報を生み出すもとになる接点の扱いが、企業の成長や収益を左右するようになってきました。では、その情報や接点をどこから得るのか。私たちは、名刺こそがその起点であり、依然として最も確かな情報源だと考えています。」
「Eight Team」が重視する「つながり」とは
担当者は、サービスの展望について次のように語る。
「企業を動かす原動力は、つながりだと考えています。個人間のつながり、パートナーとのつながり、社員同士のつながり。こうしたつながりの一つひとつが価値を生みます。Eight Teamは、個人の人脈を会社の資産にできるサービスです。まずは社内に散在する接点情報や社員それぞれが持つ人脈を集約し、活用できる状態にする。そうすることで、組織としてのネットワークを最大限に生かすことができます。特に、地域に根ざした企業や、少人数で成長を目指すスタートアップにとって、Eight Teamは人とのつながりをビジネスの力に変えるための有効な手段になると考えています」
効率化ではなく「つながり」を最初に語る姿勢に、同社のスタンスが表れている。
特徴的な機能として、「Eight」ユーザー同士が名刺交換すると、「Eight」上でつながることができる。このつながりの最大のメリットは、相手が転職して会社や肩書が変わった際に、自分が持っている名刺情報も自動で更新される点だ。
「この人とのつながりが途切れない。その人脈をビジネスに生かしたり、自分のキャリアに生かせるのは、価値のあるサービスだと考えています。」
「Eight」の思想は、個人のつながりをキャリア形成にもビジネスにも活用できるようにすること。個人のライフステージに合わせた形で利用できるというコンセプトを大事にしている。
■Sansan株式会社について
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供。主なサービスとして、ビジネスデータベース「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、経理DXサービス「Bill One」、取引管理サービス「Contract One」を国内外で提供している。Eight Teamは、2017年10月に「Eight 企業向けプレミアム」として提供を開始し、2021年11月に「Eight Team」へとプロダクトを刷新。2025年1月時点で契約件数5,000件を突破している。
・本社所在地:東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ
・代表者:代表取締役社長 寺田親弘
・サービスサイト:https://materials.8card.net/eight-team/
(文=BUSINESS JOURNAL編集部)
※本稿はPR記事です。





