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スナック、なぜ秘かにブーム?気軽で低価格、店側の経営努力で若い世代や女性も客に

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–掲載するスナックは、どのような方法で獲得してきたのですか?

宇野 最初は東京都内で一番スナックの数が多い上野・湯島エリアと新宿や錦糸町の繁華街のスナックに対して、片っ端から扉を開けて「無料で載せてみませんか?」と案内して歩きました。各エリアで100軒以上は回りましたが、無料でも断わる店がほとんどでした。

 スナックは常連客を大事にするので、新しい客が入ってきて空気を変えられてしまうことを嫌がります。特に「ネットを見て入ってくる客は、ガヤガヤと騒ぐ嫌な客」というイメージがすごく強いのです。年配のママさんだけの店だと、ネットというだけで「うちはいいです」と断ってくるケースが多い一方、30~40代のママさんになると「この先の営業も考えなければいけないわね」と話を聞いてくれるようになります。

–話を聞いてくれる割合は、どのくらいですか?

宇野 100軒回って3軒ぐらいですね。昨年の秋に、京都の祇園のスナックを回った時には、200軒回って1軒も掲載できませんでした。どの店も「一見さん、お断り」を貫き通していて「客が入らなくて店が潰れたら、それは自分の力量だから仕方がない」と言われました。なんかカッコイイですよね。本当はそんなお店を紹介したいのですけど(笑)。逆に、今は東京の銀座のほうが営業しやすいです。まだまだ行けてないエリアも全国にたくさんありますので、今後は各エリアのスナック愛好家の方々とも協力し合い、精力的に活動を続けてスナック文化の普及に貢献していきたいと考えています。

–ありがとうございました。
(構成=編集部)

BusinessJournal編集部

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