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総務省が18日発表した9月の全国消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が108.2と、前年同月比2.4%上昇した。37カ月連続で上昇したが、伸び率は5カ月ぶりに縮小した。米類が44.7%上昇した一方、電気・ガス代は政府の補助金再開で伸びが鈍化した。
米類は1975年9月(49.5%)以来、49年ぶりの高い伸びを記録した。猛暑で流通量が減った23年産、生産コストなどの上昇が響いた24年産ともに値上がりした。米類以外でも外食が2.7%上昇するなど、生鮮食品を除く食料は3.1%上昇と、2カ月連続でプラス幅が拡大した。
政府はいったん終了していた電気・ガス代の補助金を8月使用分(9月請求分)から再開。この影響で、電気代の上昇率は15.2%(8月は26.2%)、都市ガス代は8.3%(同15.1%)だった。前年に価格が上昇したガソリンは4.8%下落した。
生鮮食品を除く全522品目中、上昇したのは394品目。8月は387品目で、5カ月ぶりに上昇品目が増加した。
生活実感に近い生鮮食品を含む総合指数は2.5%、生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は2.1%、それぞれ上昇した。(了)
(記事提供元=時事通信社)
(2024/10/18-11:13)
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