若者、CD購入という行為消滅の危機…お金を払って音楽を聴くという習慣が消滅か
まい 誰も使ってないっていう。
まき iTunes Cardはもらったら使うけど、自分で買ったりはしないしね。私はだいたい無料で聴けるミュージックアプリで聴いちゃうかな。検索すると曲がヒットして、ストリーミングで聴けるタイプのやつ。
ちなつ あとは普通に(動画共有サイトの)「YouTube」で聴いたりね。
えりな だねー。YouTubeは“再生リスト”があるから、好きなアーティストに関連した曲が連続で勝手に流れるのがいいよね。勉強しながらとか適当にかけてることが多い。
ゆか でも通信制限があるから、外で聴くときは要注意だよね。
かほ 油断してるとすぐ制限かかっちゃう。
えりな だからカフェとか行くときも、絶対Wi-Fi飛んでるかチェックするよね。Wi-Fiポイントはめっちゃ探すね、とにかく。
--ありがとうございました!
意外と女性アイドルユニット好きのJDが多かったのが印象的。かつてはアイドルファンと言えば大半が男性だったイメージだが、彼女たちの話を聞く限り、女性ファンもかなり増えているようだ。
また、純粋に「音楽を聴く」という理由でCDを買うケースはほとんど皆無だっただけでなく、iTunesや定額制音楽サービスの利用率も低いことに驚いた。iTunesでさえ彼女たちにしたら“古い”のかもしれない。
ライブや握手会といった体験型イベントのためにはお金を使うが、ただ音楽を聴くことに対しては、お金を支払う感覚はかなり希薄になっているようである。
(文・動画製作=昌谷大介/A4studio)