『過保護のカホコ』、毎回ラストシーンを直後の予告で台無しに…視聴者の気持ちを無視


 親戚たちが抱える問題は、ざっと数えるだけでも初代の病気、イトの反抗、叔母・環(中島ひろ子)の万引き癖、環の夫・衛(佐藤二朗)のアルコール依存症、借金を抱えて気ままに生きる正高の妹・教子(濱田マリ)、何でも先延ばしにする正高の父・正興(平泉成)と少なくない。

 カホコが魔法のように何でも解決していくという路線をここまで取らなかった以上、残りわずかな回でこれらの問題がきれいさっぱり回収されるとも思えない。ネット上の視聴者の間では、脚本の游川和彦氏は予想を裏切ろうとして斜め上の展開ばかり書いた挙句、最後に何も回収せずに終わるつもりなのではないかとの予想もささやかれはじめている。主演の高畑をはじめ、役者陣の演技を称賛する声も少なくないだけに、視聴者が「見てて損した」と思うような展開や結末だけは避けてほしいが、広がる一方の話をどうまとめ上げるかに注目していきたい。
(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)

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