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『黄昏流星群』今週も爆走!ついに中山美穂&ジャニーズ藤井流星が車中ラブシーンで酒池肉林!

文=吉川織部/ドラマウォッチャー

 連続テレビドラマ『黄昏流星群』(フジテレビ系)の第8話が29日に放送され、平均視聴率は前回から0.2ポイント減の6.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。3週連続での下落となっており、5%台転落の可能性も出てきた。

 このドラマは、融資先に出向になった元銀行員・瀧沢完治(佐々木蔵之介)と、孤独な人生を送ってきた目黒栞(黒木瞳)を中心に、人生や恋に葛藤する男女を描く作品だ。ということにはなっているが、実際には家族全員不倫している(もしくはほとんど足を踏み入れている)という、一家3人を中心とした“ネタドラマ”と評するほうが実態に即している。

 第8話も、全編を通して渾身のネタが炸裂。なかでも視聴者のツッコミを誘ったのは、大学教授の戸浪恭介(高田純次)と不倫を続ける美咲(石川恋)を中心としたエピソードだ。美咲は第7話のラストで、「教授とロンドンに行く」と書き残して失踪。ほどなくして、戸浪の妻が突然、瀧沢家を訪ね、「夫には変な癖があるから、若い子には耐えられないと思う」という謎の発言をして帰っていった。

 思わせぶりな戸浪の妻の発言に、「変な癖とは?」「まさかDV?」「変態プレイが好きってことでは?」「だったら、奥さんとは合わなかったけど美咲とは嗜好が合ったってこと?」など、ネットも大盛り上がり。結局、戸浪の妻の登場にはストーリー上の深い意味はなかったため、ただ単にネタをまき散らして退場した格好となった。

 間もなくロンドンに向けて旅立つ美咲と完治が空港で別れを惜しむシーンも、感動の場面を装ったコントになっていた。現に、夫を若い娘に取られて困っている奥さんがいるにもかかわらず、60過ぎの戸浪教授と「幸せになれ」と娘を激励する完治。誰もが「いや、幸せになれねーよ」とテレビの前でツッコミを入れたに違いない。

 美咲の母・真璃子(中山美穂)まで、「あなたが元気でいてくれればお母さんはそれでいい」などと電話口でのんきに娘を励ます。今さらだが、この両親、ちょっと頭がおかしい。いい感じのBGMまで流れてきて、「娘の幸せを願って旅立ちを応援する両親」みたいな感動的な場面を装っているが、娘が親子以上に年の離れた男性と不倫の末、海外に移住してしまうという無茶苦茶な話である。視聴者をちょっと感動させておいて、「よく考えたら全員クズじゃねえか!」というツッコミを誘う、ある意味高度な笑いのテクニックを駆使している。

 美咲の元婚約者・日野春輝(藤井流星/ジャニーズWEST)と真璃子が繰り広げたラストシーンも、大いに笑いを誘った。真璃子を車で自宅近くまで送った春輝は、降りようとする彼女にするするっと近付いてキスをした。なぜ、こんな文字通り親子ほど年の離れたおばちゃんを好きになるんだろうか。まあ、さんざん描かれてきたので、今さら言っても仕方がない。と冷静になった瞬間、今度は唇をふさがれた真璃子が春輝の首に手を回した。これにはさすがに「なんで受け入れてるんだよ」とツッコミを入れざるを得ない。いつの間に心境が変化したのか。

 なんて悠長なことを言っている間に、流れるように車のシートを倒し、本格的にラブシーンを繰り広げる春輝。「あれ、ここ、そんなことしていい場所だったっけ?」と頭に浮かんだ疑問に答えるように、窓の外を列車が駆け抜けた。視聴者を笑わせるタイミングとして最高である。これには「病院で寝ているお母さんをほったらかして最低」「春輝慣れてる」「そこ、めちゃくちゃ周りから見えそう」「列車の中からも見えてる」「いい年して車の中でエッチとか引くわ」など、ありとあらゆるツッコミが乱れ飛んだ。

 一方、完治の周囲の話も動いており、結局栞とよりを戻すことになったり、銀行への復帰がほぼ決まったりと、まだいくつも波乱がありそうだ。最後まで、おバカ展開をぐいぐい突き進んでほしい。
(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)

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