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消費増税によるGDP成長率マイナスが判明 政府予測「影響は軽微」外れ、甚大な悪影響

文=高橋洋一/政策工房代表取締役会長、嘉悦大学教授
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 デフレ脱却については、興味深い記述もある。今後についてはGDPギャップ(需要と供給の差)のマイナス(需要不足)幅を縮小することが重要だという指摘である。このGDPギャップがマイナスになった要因は、消費増税である。これを縮小させるためには、増税の逆、つまり減税を行うのが望ましい。消費増税の影響で一向にさえない景気を上向きにするためには、減税を行うのが望ましいと、経済財政白書はいっているようだ。

 金融緩和や消費増税に関する経済予測を間違ったエコノミストたちの名前は、インターネット等で簡単に検索できる。そうした人たちには、今年の経済財政白書をしっかり勉強してもらいたい。
(文=高橋洋一/政策工房代表取締役会長、嘉悦大学教授)

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