“三流コンビニ”ファミマが初音ミクキャンペーンで起死回生
商品開発に高校生の力 ファミリーマート、提携校数4倍に – 中国新聞(8月27日)
地域限定の地産地消商品を高校生とともに開発するファミマ。これまで年間5校前後だった提携数を、一気に20校にまで拡大する。商品開発チームが高校生に向けてマーケティングなどを講義しながら、レシピだけでなくパッケージや商品名まで生徒たちが考案。13年度より高校の新学習指導要領でも「商品開発」の科目が新設されることが決定しており、今後この動きはさらに活発化していきそうだ。
一昨年、島根の高校と開発した「ぜんざい風ミルクプリン」「ぜんざい風シュークリーム」は、その人気から全国販売も行われるほどのヒットを記録した。「ゆでガエル」の社員には思いつかない高校生の柔軟な発想を取り込んで業界3位の座を死守……と、揶揄されないためにも、初音ミクに続く次なる一手を見せてほしい。
(文=萩原雄太/かもめマシーン)