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偏差値67超え…芦田愛菜が進学「国内最難関」慶應大学法学部の凄さ、懸念材料も

文=Business Journal編集部
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芦田愛菜

 女優の芦田愛菜が4月に難関私立大学へ進学すると一斉に報じられた。芦田は2017年に慶應義塾中等部に入学し、現在はその系列の高校の3年生だが、報道によれば系列大学の法学部政治学科へ進学するといい、4月からは晴れて慶應義塾大学法学部政治学科の学生としてキャンパスライフを送ることになる。

「慶應大学の法学部政治学科は、大手予備校各社などが発表する2023年版の偏差値は概ね60台後半。たとえば河合塾発表の偏差値は67.5となっている。私立大学の法・政治学系の学部としては早稲田大学政治経済学部(政治)に次ぐレベルで、早稲田大法学部(政治経済)と同等だが、毎年変動があるので、私立大学文系学部では国内最難関クラスといっていい。また、慶應の内部進学でも、文学部や経済学部、商学部と比べて高校在籍時により高い成績を収めていることが求められるとされ、『内部進学だからラク』というわけではない」(予備校関係者)

 過去に内部進学で慶應義塾大学へ進んだ有名人は少なくない。経済評論家の勝間和代氏(商学部)や人気ジャニーズグループ・嵐の櫻井翔(経済学部)など、幅広い分野でOB・OGが活躍。芦田と同じ法学部出身で「芦田の先輩」になるテレビ朝日アナウンサーの弘中綾香も内部進学組として知られている。

 芦田といえば、17年に放送された情報番組『スッキリ』(日テレ系)にVTR出演した際、将来の夢について「医学系の道に進みたい」「病理医になりたい」などと語っていたことも影響してか、昨年5月には慶應大学医学部に内部進学することが「内定した」との報道も一部で流れていた。

「内部進学先の学部は高校3年間の成績で決まるので、高校3年次の5月の段階でどこかの学部に『内定』するということはない。ただ、中学受験で慶應義塾中等部や早稲田大学高等学院中学部あたりに合格する学力のある子は、中学・高校で普通に勉強すれば東京大学に合格できるといわれるほど優秀なので、もし仮に芦田さんがどこかの大学の医学部を志望して勉強していたとするなら、合格していた可能性は高いと考えられる」(同)

中学時代のエピソード

 2007年に当時3歳で芸能界入りした芦田は、子役として活動するなか、10年4月期の連続テレビドラマ『Mother』(日本テレビ系)への出演を機に大ブレイク。11年にはNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』に出演したほか、同4月期の『マルモのおきて』(フジテレビ系)では連ドラ初主演を果たした(阿部サダヲとのダブル主演)。なお、同ドラマ開始時の芦田は6歳で、ゴールデン帯の連ドラ史上、最年少での主演となった。

 また、『マルモのおきて』の主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」は、芦田と、子役として共演した鈴木福の役名での「薫と友樹、たまにムック。」(ムックは劇中に登場する犬の名前で、やはり子役だった岡亮が声を担当)の名義で歌唱。同曲で、この年の大みそかに放送された『NHK紅白歌合戦』にも出場している。

 中学進学後も芦田はさまざまな作品に出演。高校に進学した20年には大河ドラマ『麒麟がくる』などに出演し、昨年には主演映画『メタモルフォーゼの縁側』が公開。女優業以外にも、19年にスタートしたバラエティ番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)で、サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしとともにMCを担当するほか、大手企業のCM出演も少なくない。

「芦田は中学時代は化学研究会とマンドリン部を掛け持ち、同級生やその保護者たちからも関心の的だった一方、本人は友達もできて学生生活を謳歌していた模様。ちなみに同級生には人気の正統派歌手の息子がおり、体育祭などで芦田と親しげに話す姿も目撃されていた」(週刊誌記者)

 実際に芦田は充実した中学生活を送っていたようで、かつて当サイトも以下のように報じていた。

「昨年の化学研究会の発表では、実験用ゴーグルを付けた愛菜ちゃんが、使い捨てカイロの仕組みを説明していました。実際に鉄砂を使って、集まった子供たちに丁寧に実験と解説をして大好評でした。今年は見られなくて残念です」(同校生徒の父兄/19年12月7日付当サイト記事より)

芸能活動に割ける時間は増加

 学業と芸能活動を両立させてきた芦田だけに、気になるのは大学進学後の活動だろう。

「出席数が評価の基準になる授業もあるので、それなりに大学に足を運び授業に出席しなければならないものの、感覚としては年の半分は学校はお休み。文系学部なのでカリキュラムがキツイということはまったくなく、中学・高校のときと比べれば芸能活動に割ける時間はぐんと増えるのは確か。あの嵐の櫻井も大学時代はアイドル活動をフルにこなしても卒業できたくらいなので、芦田もやろうと思えば女優活動に注力できるのでは。語学のクラスなど必修科目では、比較少人数で毎週、学生同士で顔を合わせる授業もあり、運よく同じクラスになれば芦田とお友達になれるかもしれない。

 唯一の懸念材用をあげるとすれば、しばしば慶應大生の不祥事が大きく報じられることもあるように、なかには変に遊び慣れして勘違いした筋の悪い学生も少数ながらいるので、そういうグループとつるんで『変な色』が着かないように気を付けてほしい。もっとも、芦田は中学の頃から慶應なので、いろんなタイプの同学年の子たちと接してきただろうし、小さい頃から芸能界という大人の世界で育ってきたので、その点は免疫があるので心配ないかもしれないが」(慶應OB)   

 無限の可能性を秘めている芦田のさらなる飛躍から目が離せない。

BusinessJournal編集部

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