五輪でナイキと熾烈なPR合戦を行ったアディダスの新戦略
世界的なスポーツブランドであるアディダスが、最新トレーニングを体験できる「アディダス・トレーニング・アカデミー」のオープニングイベントを実施し、約450人のスポーツ愛好家を招待した。
アディダスジャパン執行役員のデイブ・トーマス氏は、「リーディングスポーツブランドとして、革新的なイベント。初級者から上級者まで楽しめるトレーニングを用意した」と挨拶。同社のブランドメッセージである「adidas is all in すべてをかけろ。」になぞらえて、「夢や情熱に向けて、全てをかけている人をアディダスは応援する」と宣言した。
同社がこの夏に発売し、現在最も宣伝に力を入れているシューズ「adipure trainer 360」は、素足のような履き心地を実現した一足。同社・八木稔氏は「足が足らしくあるために開発されたシューズ。コア(体幹)トレーニングをはじめとする様々なトレーニングに最適な一足」と、そのコンセプトをプレゼンする。「足のホールド性、安定性、衝撃吸収性の全てにおいて優れている」と自信を持って世に送り出した一足だ。