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ライブドア証券元副社長、IGPIパートナー塩野誠インタビュー

ケータイ、キャバクラ、株含み益…失敗する経営者の“条件”

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ケータイ、キャバクラ、株含み益…失敗する経営者の“条件”の画像1塩野誠氏
 ゴールドマン・サックス証券、ベイン&カンパニーなどの複数の外資系金融機関やコンサルティング会社を経て、ライブドアに入社。あのニッポン放送買収を担当し、ライブドア証券副社長に就任。現在は、経営共創基盤(IGPI)で多くのITベンチャー企業のスタートアップ、事業開発、M&Aアドバイザリーに従事するのが、塩野誠氏である。

 そんな塩野氏の新刊『リアルスタートアップ』(集英社)(http://www.amazon.co.jp/dp/4087806499)が、本日(7月26日)発売される。常にITビジネス、ベンチャーの最前線に立ち、本書で「起業」「キャリア」のリアルな実態を描いた塩野氏に、

 「起業して失敗/成功する人の共通点とは?」
 「会社の正しい潰し方」
 「お金持ちになったらどうすればよいか?」 
 「価値の高い人材になるためには?」

などについて語ってもらった。

とにかく早く失敗する「Fail Fast」が大事

――「起業」を薦めるわけではないのですか?

塩野誠氏(以下、塩野) 起業したら、バラ色の人生が待っているなんていうのは嘘です。最初から成功するなんて人はごく一部だし、私が実際に若い起業家の方にアドバイスする時も、「2〜3回会社潰したら、よくなるんじゃないか」と言っています。全体感としては、そんなにうまくいかない。だから

「Fail Fast」=「とにかく早く失敗しろよ」

と。傷が浅いうちにやり直す。それができるのは、年齢とか体力とか考えても若いほうがいいと思います。でも、東大卒のようなインテリ君ほど、いつまでも準備ばかりしているんですね。準備し続けて年齢ばかり重ねてしまう。だったら、「Fail Fast」の精神でチャレンジしてみればと思うんですね。

――起業して成功する人の共通点とはなんでしょうか?

塩野 起業して失敗するかどうかは、

「coachable」=「アドバイスをする人の言うことに耳を傾けられるかどうか」

なんです。でも、聞かない人は聞かないんですね。傷つくまで痛みを知らないんです。私は、たまたまいろんなものを見てしまったおかげで、起業して失敗しそうな人というのは大体わかります。

BusinessJournal編集部

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