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自分好みのニュースを集めてくれるGunosy、なぜ話題?ユーザー発信重視が斬新

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「Gunosy HP」より
 インターネット上の膨大な情報の中から、自分が必要としている情報を取り出すには技術がいる。ネット全体から探そうと思えば、適切な検索ワードを考えたり、絞り込むための除外ワードを考えなければならない。ニュースとして配信されているものだけ読むにしても、どのニュースサイトのどのカテゴリに自分が好むニュースが載っているのかを把握するのは割と大変だ。

 そこで使いたいのが、膨大なニュースサイトや各種ブログなど、ネット上に公開された記事の中からユーザーの好みに合った情報だけをピックアップして届けてくれるサービスだ。RSSリーダー等、自分でチューニングしてユーザー好みの結果が出るようにできるサービスもあるが、もっと簡単に手軽に済ませたいという人の間で最近注目されているのが「Gunosy」だ。

●TwitterやFacebookから、あなたの好みをキャッチ

「Gunosy」は2011年10月に、東大大学院生3人によってスタート。12年秋には法人化され、本格的なサービスとして動き出している。13年になってiPhone/Android向けアプリもリリースされたことでユーザーも広がった。学生ベンチャーであること、独自のアルゴリズムを採用していること、便利なサービスであることなどが注目され、さまざまなメディアに取り上げられたり、活用例を紹介するブログがあったりと注目を集めている。ユーザー数も急増、すでに10万人以上が利用している。
http://www.venturenow.jp/news/2013/02/05/1917_019593.html

「Gunosy」の利用は無料で、利用開始方法も非常に簡単だ。個人情報を入力するユーザー登録などは必要なく、普段使っているTwitterかFacebookのアカウントで直接ログインできる。ログイン後に別のTwitterアカウントや、はてなアカウントも追加可能だ。ここで登録したTwitter、Facebook、はてなの内容からユーザーの好みを分析して、情報を選別してくれる。

 ポイントは、ユーザー自身の発信を重視しているところだ。たとえばTwitterのTLは、普段何気なく見ているだけの芸能人のツイートや、学校の友人で埋め尽くされているかもしれない。すると、音楽情報やテレビ番組、2ちゃんねるまとめサイトのようなものばかりが並んでしまったりもする。しかしそれは、ユーザーの好みではない。その中から自分でピックアップして発信したものや、Facebookで「いいね!」を押したもののほうが、本当のユーザーの好みだ。「Gunosy」はこちらを重視する。

 愚痴ばかり言っている人は、愚痴話が集まったブログの記事が届くかもしれない。会社や上司の文句を言っていると、もしかしたら転職情報が届くかもしれない。最初のうちは「あれ? こんなのが来たの?」と不思議に思うような記事が届くかもしれないが、その中から好みの記事を閲覧していくと、そのクリック傾向もチェックしてさらに自分向けにしてくれる。

●「自分好み」で絞り込んだ情報

 このサービス、立ち上げたのは3人の東京大学大学院生だ。自分たちが必要だと思うものをつくって披露したのがきっかけで、多くの人に利用されるようになった。今ではiPhoneアプリ、Androidアプリなども揃って、かなり使いやすくなっている。(http://jp.startup-dating.com/2012/06/interview_gunosy

 利用者も着実に増えており、「Gunosy」をさらにRSSリーダーと連携させる方法や、より自分好みなものに早くなってもらう方法などを研究している人もいる。まずは使ってみて、気に入ったならば、そうしたテクニックを使ってみるのもよいだろう。

 世の中にある膨大なニュースを「自分好み」というフィルタを通して絞り込んでくれるのが「Gunosy」だ。専門家が「知っておくべき」と選りだしている新聞やテレビニュースとは全く違う傾向になる。これがおもしろくて便利だ。まんべんなく知るためではなく、自分の好みを追求するためのニュースサービスを活用してみよう。
(文=エースラッシュ)