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スキルゼロから大手外資企業の本部長へ――“普通の人”が成功する3つのポイント

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※画像:『仕事に才能はいらない』著:金田博之/かんき出版

 みなさんの周りにも、一人くらいは「この人みたいに仕事ができるようになりたい!」と憧れる先輩や上司がいるのではないでしょうか? もし社内にそのような人がいなくても「同期に差をつけたい」「上司に認めてもらいたい」と考えている人も多いと思います。

 ただ、なかには、「私には特別な才能があるわけじゃないし……」「あの人は次元が違うから……」とあきらめている人もいるかもしれません。

 しかし、あきらめることはありません。実は、ビジネスで成功している人の多くが、特別なビジネススキルを磨くことよりも、だれでも実践できるような「仕事の基本」を徹底することが大切だと考えているのです。とくに30歳までの若手にとって、「仕事の基本を徹底する」という働き方が、競争から一歩抜け出すための重要なカギになるのです。

 そんな働き方の基本を示してくれる一冊が『仕事に才能はいらない』(金田博之/著、かんき出版/刊)です。文系出身でITスキルゼロ。英語もまったく話せない状態で、グローバルに展開する外資系大手ソフトウェア企業に就職し、30歳のとき同社史上最年少で部長に着任、35歳で同社ナンバー3のポストである、本部長に大抜擢されるなど輝かしい実績を収めた金田さんが、ビジネスパーソンとして成長するための70の方法や心構えを教えてくれます。

 ここでは本書から、成功するための仕事の基本を3つピックアップしていきます。

■小さな分野でまず一番になろう

 若い頃からバリバリ即戦力で仕事ができる人はほとんどいません。いきなり営業成績一番、人脈で一番など、高い目標を設定しても、さまざまな経験を積んだ先輩にかなうわけがありません。しかし、そこであきらめるだけでは、同期のなかで頭一つ抜け出すことができないのも事実。

 そこで金田さんは「隠れ一番」になることを勧めます。「隠れ一番」とは、それぞれの業務を分解して、ある特定の小さな分野で一番を目指すということです。

 例えば、金田さんは、自分の業務と関連するITの最先端の知識や新技術に関する知識でなら一番になれると考え、毎日出社前に、経済新聞やIT雑誌などを読み、勉強することにしました。しばらくすると、同期だけでなく先輩からも新技術についての質問がくるようになり、一目置かれるようになったそうです。

 「あたりまえすぎて周囲の人がやっていないこと」を徹底的に追求するのは大きな武器。知識だけではなく、「返事の良さ」「アポ取り電話をかける回数」など、何でもいいでしょう。まず、自分でもできる小さな分野で、一番を目指しましょう。

■つまらない仕事にも価値を見出す

 どんな業務でも、全て楽しいと感じながら仕事をしている人はそういないはず。面白い仕事もあるけれど、つまらない仕事もあるのが正直なところではないでしょうか。その、つまらない仕事の代表格が雑用仕事。考えなくてもできますし、頑張っても数字になって表れにくく、やりがいが感じられにくいからです。

 しかし、雑用も会社にとっては大事な業務。もし雑用ばかりまかされていてモチベーションがあがらない場合は、視点を変えて、価値を見出すようにしましょう。

 例えば会議資料のコピーと準備であれば、その会議の重要性を推測して、その会議が充実するような準備を心がけます。その準備しだいで早く会議の本題に入ることができ、いつもより有意義な議論になるかもしれません。また、電話番なら、お客さまとの交渉スキルを磨くための訓練だと思えば、将来的に営業などを目指している人にとっては貴重な場になるはずです。さらに、要件をジャンルごとに記録してどんな要件が多いか、ということがわかれば、あらかじめ質問事項をウェブサイトに掲載することで、社にかかってくる電話の件数を減らし、業務を効率化できるかもしれません。