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アップルウオッチ、衝撃的販売不振で数量非公表?期待はずれ、操作にストレス…

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「米スライス・インテリジェンス」より
 4月24日に発売された米アップルの腕時計型端末「アップルウオッチ」。全世界で300万台を超える予約があり、発売直後は品薄状態が続き入手困難との報道もあったが、2カ月半がたった今、発売週に比べて9割以上も減少しているようだ。

 米調査会社のスライス・インテリジェンスがまとめたリポートによると、米国内販売が1日当たり2万本前後で推移し、6月後半には3000~5000本程度にまで落ち込んでいるという。

 さらに、販売されたアップルウオッチの3分の2は価格が安く利幅の薄いスポーツバージョンだという。アップルは、18金を使用した1万ドル(約120万円)以上もする超高級なエディションモデルも発売したが、その売り上げは2000本足らずとみられている。

 アップルは従来の商品について、販売数値を公表してきたが、なぜかアップルウオッチに関しては具体的な数値指標を公開していない。そのため、アナリストたちがさまざまな憶測を述べている。今後の販売予測については多少のバラつきはあるものの、一様に当初見込みよりも下方修正しており、悲観的な見方が広がっているといえる。

 日本においても正確な販売台数を示すデータはないが、似たような販売動向だと考えられている。

 アップルの新製品が発売されると、常に一定数のアーリーアダプター(新商品を早期に購入する層)が購入するため、アップルウオッチにおいても発売初週の出だしはよかった。しかし、事前の期待値が高かったにもかかわらず、その期待に応えられる完成度ではなかったことが不振の原因ではないだろうか。

 実際、ユーザーやアナリストたちの評価は高くない。ウエアラブルコンピュータという新たな分野の商品で発展途上にあることを差し引いても、購入によるメリットよりもデメリットを大きく感じているようだ。

アップルウオッチの不満

 では、具体的にアップルウオッチのどのような点が不評なのだろうか。

 まず、バッテリーが長持ちしない点が挙げられる。頻繁に操作しない限り、朝から晩まではもつが、毎日充電しなければならないのは間違いない。アップルウオッチはiPhoneと連動させることが前提なので、ユーザーはiPhoneを所持しているだろう。そのiPhoneは毎日充電しているとしても、腕時計も毎日充電しなければならないというのは、なかなか受け入れられないのではないか。省電力化、充電容量の増大が必須だろう。