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神樹兵輔「『縮小ニッポン国』のサバイバル突破思考!」

60代世帯の3割が貯蓄ゼロ!人生のあらゆる悩みの元凶「お金」の悩み脱出法はこれだ!

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「Thinkstock」より

「経済的自由の達成」が悩み解消に一番効果的という現実

             
 人生には、さまざまな「悩み」がありますが、分類すると「人間関係」「お金」「健康」「将来」の4つほどに集約されます。

 おもしろいことに、お金の悩みが解消されると、ほかの3つの悩みも一気に軽減されます。人間関係に悩んでいた人も、経済的不安から逃れられれば悩みも悩みでなくなる可能性が十分あります。会社での人間関係に苦しんでいるなら、さっさと会社を辞めればよいからです。病気で苦しんでいた人も、経済的条件が好転すれば苦しみを軽減できるかもしれません。将来に対する漠然とした不安や悩みも、経済的不安さえなければ消える可能性大でしょう。十分な資産があれば、貧困老後に陥る恐怖がかなり軽減されるからです。

 つまり、経済的な自由、生活に困らない潤沢な資産保有を実現した人なら、人生におけるさまざまな悩みも、ほとんど雲散霧消してしまうほどの蓋然性をもつ現実があるわけです。したがって、誰もが「お金」に執着します。「人生は金がすべてだ!」とうそぶく人も出てくるゆえんでしょう。

 ただし、「金がすべて」と言い切るのは行きすぎの感は否めませんが、お金の存在が「悩み」のない人生に寄与するのは、一面の真理であることは間違いないことでしょう。経済基盤あっての人生だからです。

 英国の劇作家オスカー・ワイルド(1854~1900年)は、「若い時、自分は人生でもっとも大切なものは金だと思っていた。今、歳をとってみると、まったくその通りだとわかった」という言葉を残していますが、晩年不遇だっただけに身に染みた響きに聞こえます。

生涯収入と生涯支出が概ねトントンになりがち

 
 しかし、「お金」が潤沢な人は、そうそういません。年収1000万円を超える人は、勤労者に限ればたったの3%弱にすぎないからです。男性の正規雇用者の平均年収は、2014年で514万円です(国税庁データ。厚労省「国民生活基礎調査」の15年1世帯当たりの平均所得は541万円)。給与生活者の生涯年収も、独立行政法人労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計」(14年)では、高卒で1.9億円、高専・短大卒で2億円、大学・大学院卒で、2.5億円となっています(退職金を含まない生涯年収。12年の大卒退職金平均値は厚労省データで1941万円)。