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『直虎』の柴咲コウ、キャンキャンうるさいだけの演技が不快…ムロツヨシの底知れぬ闇

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『おんな城主 直虎』公式サイトより

 視聴率の苦戦が伝えられているNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の第13話が4月2日に放送され、平均視聴率は前回から微増の13.1%(関東地区平均、ビデオリサーチ調べ)だったことがわかった。

 今回は、井伊直虎(柴咲コウ)と名を改めた次郎法師(幼名は「とわ」)が井伊家の領主として名乗りを上げるも、領内の村も井伊家自体も借金まみれであることが判明。双方に金を貸している商人・瀬戸方久(ムロツヨシ)を家臣に取り立て、借金に苦しむ村を領地として与える起死回生の方策で村と井伊家を救おうとした……という物語が展開された。

 この瀬戸方久、かつて山中に迷い込んだ幼少時代のとわを助けてくれたが、井伊家の姫であると知って翌日に、同家に差し出した謎の男。当時は、村同士の争いを解決する際に、謝罪のために相手方に差し出される「解死人」であったが、とわを返した謝礼として井伊家からもらった褒美を元手に巧みな商才を発揮し、今や大商人に成り上がった人物だ。

「銭のにおいに鼻が利く犬のようなもの。ワンではなく、銭を求めて貫と鳴きまする」とおどけてみせるが、「村の借金を棒引きにせよというなら井伊家の借金を耳をそろえて返せ」と、商人としての姿勢は崩さない。常に商人らしい笑みを浮かべており、人当たりも良いが、「(どうなろうと)良いではないですか。百姓たちなど」「銭さえ持っていれば人は頭を下げる。銭は力じゃ」など、言葉の端々に最下層を生きてきた人間ならではの底知れぬ闇が感じられる。

 これを観た視聴者からTwitterには「方久さんは穏やかな表情の裏に、あらゆる修羅場を潜り抜けたしたたかさを隠し持つ食えない人物に見えますね」「底から這い上がってきたことを感じさせる言葉がゾッとしてたまらなかった」「方久の『銭は力だ』には底知れない凄味があった」などの感想が書き込まれた。

 ムロツヨシはおちゃらけた役柄の印象が強いが、今作では向上心の陰に強烈なコンプレックスを抱えた人物を好演してくれそうだ。今のところ井伊家には、南渓和尚(小林薫)を除けば、人間としての深みや幅が感じられる人物が見当たらないだけに、どこか得体の知れない方久の登場は物語自体にも深みと幅を与えてくれるものと期待したい。

 一方で、「柴咲コウのキャンキャンした台詞回しと目を見開く演技に飽きてきた」「急に出てきた中野直之(矢本悠馬)がギャーギャーうるさい」など、役者の演技に不満の声も上がっている。

 確かに今回は特にこの2人がうるさく、どちらかというと不快だったことは事実。ただ、直虎の家臣・中野直之を演じる矢本は、『おんな城主直虎』公式サイトで「最初は直之を嫌っていただいても構いません。でも見続けるうちに、この男は口先だけではなく心の底から熱い男で、井伊家になくてはならない存在だと感じていただけたらうれしいです」と語っている。これから察するに、恐らく最初は直虎を認めないが、次第に認めて支えるようになる……という展開の前振りなのだろう。

 考えてみれば、主人公の直虎自身もこれまで、気持ちは先走るが現実の前には無力な人物として描かれた。領主となった今回も、せっかく起死回生の策を打ったのに村人に反旗を翻されるという最悪の結果になってしまった。きっとこれは、十分な引き継ぎがないままに肩書と責任、そして業務を担うことになってしまった若者たちが、失敗を繰り返しながら成長していく様を見守るドラマなのだ。とりあえず、直虎と直之の2人にはまず落ち着いた話し方をする大人に早く成長していただきたい。
(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)

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