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『ごめん、愛してる』、展開重いわ、登場人物キモいわで視聴率ワースト更新

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「Thinkstock」より

 TOKIO・長瀬智也が主演を務める、韓国ドラマのリメイク版連続テレビドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)第7話が8月27日に放送され、本ドラマで過去最低の平均視聴率8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。ただ、この日は裏番組の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に、『24時間テレビ 愛は地球を救う』で「チャリティーマラソン」のランナーを務め、ゴール直後のブルゾンちえみが生出演。23.6%という高視聴率を叩き出しているだけに、惨敗もやむなしと“言い訳”できるかもしれない。

 主人公・岡崎律(長瀬)は、韓国の裏社会で生きてきた中で頭に怪我を負い、いつ命が尽きてもおかしくない体になってしまった。そこで、日本に帰って生みの親・日向麗子(大竹しのぶ)を探し出したものの、麗子はもう1人の息子・サトル(坂口健太郎)を溺愛しており、律の正体に気づかない。律はショックを受けながらも、サトルの幼馴染・三田凛華(吉岡里帆)と惹かれ合っていたが、第6話でサトルが事故を起こすと状況が一変。もともと心臓が弱かったサトルが、さらに深刻な状態になってしまったことが発覚し、麗子や凛華、そして律、それぞれの思いが揺れる第7話となった。

 今回、律は改めて日本の病院でも検査を受け、やはり自分に死が近づいていると知る。自分がいなくなった後も、居候先の河合若菜(池脇千鶴)&魚(大智)親子が困らないようにとの考えからか、律は魚にこっそりと自分の通帳を渡すなどしていた。また、ラストは凛華に告白された律が、「俺はお前が好きじゃない」と返答した場面で終了。そして、直後の予告では律が「俺を心臓をやって、アイツを助けてやる」と口にするシーンがあったので、心臓をサトルに移植させることを決意したのだろう。正直予想通りの展開で、切ない話ではあるが、いかにも「泣かせにかかってます!」という感じで、逆に泣けない。

 一方、毎回サトルへの並々ならぬ愛を発露してきた麗子だが、今回は特にクレイジーだった。まず、麗子は律がサトルの運転手でありながら事故発生時に傍にいなかったこと、そして凛華がそんな律と一緒にいたことに腹を立てていたが、サトルは婚約者と旅行中だったので2人は無関係で、完全に八つ当たりだ。それでいて、サトルが意識不明の間に凛華の名前を口にすると、今度は凛華を病室で付きっきりにさせ、「あなたの居場所はここよ。サトルの隣」などと強要する。

 極めつけは、目を覚ましたサトルが凛華への好意を自覚した時。麗子は凛華に、「あの子が何か言ったら黙って聞いてあげて。あの子があなたを求めたら応えてあげて」と、なんとも気持ち悪い“命令”を下すのだ。麗子は「お願い」と言っていたが、「サトルは今、あなたにすがって必死に自分を支えようとしてるわ。その気持ちを否定されたら立ち直れなくなってしまう。サトルの命がかかってるの」なんて文言付きでは、お願いというより命令だろう。

 それでいて、サトルが凛華に“すがっている”と考え、あくまでも“好きではない”と思い込んでいるところが、麗子の最も気持ち悪い部分だ。展開は重いわ、登場人物はキモいわで、これは裏番組云々を抜きにしても視聴者を逃していたに違いない。
(文=美神サチコ/コラムニスト)

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