NEW

新元号、2つの最有力候補…安倍首相の「安」の字めぐり臆測

【この記事のキーワード】

, , ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
1989年1月7日、新元号「平成」を発表する小渕恵三官房長官(写真:毎日新聞社/アフロ)

 元号は東洋における紀年法の一種である。古代中国で生まれたものであり、前漢の武帝の頃に定められた「建元」がその嚆矢とされている。我が国においては、中大兄皇子らによる蘇我入鹿暗殺(乙巳の変)に伴う政治改革、いわゆる「大化の改新」の折に定められた「大化」がその初出とされ、平成の今日に至るまで240あまりを数える年号がつくられてきた。

 前近代においては瑞兆出現などの吉事や災害発生などの凶事に伴うものや、当該期におけるさまざまな政治的要請に基づいて元号を改める、すなわち「改元」が行われてきた。近代以降もこの元号の制度は維持されたが、「一世一元の制」が定められ、天皇一代につき元号ひとつとすることになり現在に至る。

 本年は天皇の「退位」に伴い改元が行われる。そこで、次の年号を予想してみることにした。実際は、この種の予想はおおむね当たらない。その上、見事に当てたとしても、公になってしまえば差し替えられてしまう可能性もある。よって、かなり分の悪い話ではあるのだが、予想する以上は可能な限り当てていくようにしたい。

 このような当て物は、定期試験の問題からバルチック艦隊の航路に至るまで、相手の立場に立って考えることが肝要である。そこで、自分が元号を撰する立場ならどうつくるか、というところから考えることにした。

新元号に「安」の文字が入らない理由


 過去の元号を通観するに、規則性とまではいかないまでも、いくつかの傾向が見受けられる。それらを踏まえて、元号を案出する上での条件を自分に課すことにした。列挙すれば、次のようになる。

(1)常用漢字2文字であること

(2)他国にその元号や諡号などで先例がないこと

(3)頭文字が「M」「T」「S」「H」以外で始まること

 まず、常用漢字2文字としたのは、使用される漢字が国民一般に使いやすいものである必要性があるからだ。常用漢字といっても、画数の多い文字は可能な限り避けていくべきだろう。また、あえて2文字としたのは、古代に「神護景雲」や「天平勝宝」など4文字の元号が存在しているからである。

 次に、他国に前例があるものは避けるというのは重要で、過去に元号が定められる際にも、その任に当たった学者などがもっとも気を使ったところであるようだ。

 そして、最後はアルファベットで書いた折に「M」「T」「S」「H」以外で始まることである。この条件はわりと現代的なものではあるが、表記の上で過去の「明治」「大正」「昭和」「平成」と同じアルファベットで始まる語が用いられれば混乱の元となるために、避けてくるに違いない。

 このほかにも、達成すると望ましい条件として以下の3点を定めた。

(1)過去の日本の年号における使用例がある文字を用いること

(2)漢籍に典拠となる文章が存在すること

(3)「安」の文字を用いないこと

 まず、過去に日本の元号に用いられた文字から選び出して組み合わせていきたい。おそらく、そこから用いてくるだろうからだ。ただし、「昭和」「平成」に関しては、「昭」「成」という過去に案として出たことはあるが実際に元号に用いられなかった新出の文字を用いており、今回も新出の漢字を用いてくる可能性が高いので対処せねばならない。

新元号、2つの最有力候補…安倍首相の「安」の字めぐり臆測のページです。ビジネスジャーナルは、ジャーナリズム、元号天皇陛下安倍晋三改元の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

Ranking
  • ジャーナリズム
  • ビジネス
  • 総合
BJ おすすめ記事