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安倍首相、暴力団関係者と直接面談の疑惑…地元の対立陣営に選挙妨害を行った人物

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安倍晋三首相(「首相官邸HP」より)

 いま国会で話題になっている「桜を見る会」。内閣総理大臣が主催する花見の会であり、税金を投入した公的行事なのに、安倍晋三首相の後援会関係者を850人招いていたことが発覚。さらに、萩生田光一文部科学相も11月13日の衆院文科委員会で、自身の後援会関係者が「桜を見る会」に参加したことがあると認めた。一連の事態を受けて菅義偉官房長官は、来年度の「桜を見る会」開催を中止すると発表した。

 多くの専門家は、「有権者に対する買収にあたる」と指摘する。これだけで安倍政権は大ピンチとなるはずである。官僚の忖度などではなく、安倍事務所が直接かかわっているからだ。

 だが、これで驚いてはいけない。事務所がかかわったどころか、安倍首相自身が暴力団関係者と直接対面して、選挙妨害工作の後処理について交渉をしていたことが明らかになったのである。確認書類などの証拠書類も存在するため、逃れることはできないだろう。

 その事件とは、インターネット上では「ケチって火炎瓶」とも呼ばれる選挙妨害事件だ。これこそ野党が追及すべき重大事件ではないのか。

暴力団関係者と交わした3通の確認書類

 話は1999年にさかのぼる。安倍首相が衆議院議員になって2期目の同年4月の山口県下関市長選で事件は起きた。

 安倍陣営の江島潔候補(現参議院議員)を応援するため、建設会社会長の小山佐市氏が、対立候補の古賀敬章氏に対する誹謗中傷ビラを撒いた。これについて小山氏は、安倍首相の竹田力筆頭秘書(元山口県警警視、故人)や、佐伯伸之秘書(元菊川町議会議員、故人)から中傷ビラ配布を頼まれたと主張している。

 そもそもなぜ、2期目だった安倍氏の陣営が、下関市長選で古賀氏を落選させる必要があるのか。片や国会議員、片や地方都市の市長を目指す人物だ。

 実は古賀氏は93年の衆院選で、新生党から出馬し初当選。しかし、再選を目指した96年の衆議院選では新進党から出馬し、安倍氏に負けて落選している。

 現在の小選挙区制が導入された最初の選挙であり、1人しか当選でない激戦になったのである。

 古賀氏が山口4区という山口県最大の大得票田である下関市長に当選すれば、かなりの力をつける。首長の権限は強く、当選して基盤を固めた古賀氏が再び衆院選に挑戦すると、安倍氏にとっては手強いライバルになる。

 99年の下関市長選には、このような背景があったのである。そして、安倍陣営が推す江島氏が当選した。

 ところが、せっかく対立候補を落選させたのに、“見返り”がなかったことから小山氏は安倍事務所と交渉した。その結果が、以下の文書類に記されているのだ。

・6月17日 一通目の確認書

・6月22日 願書(竹田筆頭秘書が小山氏に対し、7月3日午前10時に事務所で安倍首相と面談してほしいと依頼)

・7月3日 安倍首相と小山氏が2時間面談

・7月13日 上記の直接面談を踏まえ、2通目の確認書

 1通目の確認書では、竹田筆頭秘書とのやりとりや、「古賀つぶし」(選挙妨害)についても触れられている。

 安倍首相と面談後に作成された2通目の確認書では、地元への大型スーパー出店をめぐり、都市計画を変更し便宜を図ることをにおわせる文言が記載されている。

 どの文書も、当事者でしか知りえない事実が記載されている。

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