へずまりゅう、今度は警視庁が書類送検…愛知、大阪、東京の警察が相次いで動いた理由の画像1
へずまりゅうのTwitterアカウントより

 愛知県警、大阪府警とたて続けに逮捕され、釈放されたばかりの“迷惑系ユーチューバー”、「へずまりゅう」こと原田将大容疑者が、今度は警視庁に書類送検されたようだ。

 原田容疑者は今年7月、東京・渋谷のスクランブル交差点内において、仲間のひとりを布団に乗せた状態で運びながら走り回った。その様子をYouTubeなど自身のSNSや「いばらきスタン」のYouTubeチャンネルで公開していたが、この行為が通行人の往来を邪魔したとして、警視庁が捜査に動いた。

 原田容疑者は「ベッドを置かなければ犯罪にならないと思っていた」と供述しており、容疑を認めているという。

 これは、人気YouTubeチャンネル「ジョーブログ【CRAZY CHALLENGER】」が、過去にスクランブル交差点にベッドを持ち込んで寝るという動画を公開し、書類送検されたことを念頭に置いたものとみられる。実際、原田容疑者はTwitterで動画を公開した際、「誰よりもジョーに見てもらいたい!」とツイートしており、ジョーブログをマネしたことを示唆している。

 ジョーブログは、ベッドを交差点内に置いたことが往来を邪魔したと指摘されたことから、原田容疑者らは布団を持ち上げたまま走り回り、交差点内ではその布団を下ろしていないが、なぜ違法となったのか。道路交通法に詳しい行政書士に話を聞いた。

「問題の動画を見てみると、確かに交差点内では布団を下ろしてはいませんが、交差点に入る前後に歩道で布団を敷き、そこに寝そべる様子が映っていました。つまり、人の往来がある公共の道路上で布団を敷いて、通行を邪魔したといえます。それが今回の書類送検につながったとみられます」

 原田容疑者らは、法律の抜け穴を突いたつもりだったのだろうが、やはり人や社会に迷惑をかける行為だったようだ。

 また、原田容疑者の過去の違法行為がたて続けに警察に追及されていることについて、ある警察関係者はこう明かす。

「原田容疑者は、街中でたびたびトラブルを引き起こし、警察が出動する案件も少なくなかった。しかも、警察が当事者らと話をしている様子も撮影し、それをやめるように言っても撮影を続けてYouTubeで公開していた。自分の思い通りに警察が動かないと、『役に立たない』『税金泥棒』などと吐き捨て、まるで警察に喧嘩を売るような口ぶりだった。それが少なからず、警察関係者の間で不興を買っていた。また最近、名前を売るために過激な動画を取るユーチューバーが増えているので、それらに釘を刺すためにも、“迷惑系ユーチューバー”として名前が広まっていた原田容疑者を野放しにはできなかったという実情がある」

 原田容疑者については、ほかにも刑事罰を問われかねない動画が複数公開されていたことから、今後も逮捕や書類送検される可能性はある。知名度を得るために過激な迷惑行為をしても、それはネット上に自ら犯罪の証拠を公開するようなもので、結果として自分の首を絞める行為にほかならないのだろう。

(文=編集部)

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