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ヒートテックが薄くても暖かいのはなぜ? 改めて訊かれると答えられない“理系雑学”

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※画像:『そこを教えてほしかった理系の雑学』(青春出版社刊刊)

 ユニクロのヒートテックはなぜ暖かいの?


 どこでもドアは実現不可能!?


 日常生活で感じるこんな疑問は理系の知識で解明できる。数字や理科が苦手……という文系の人でも、身近な事柄からなら理系の話にもっと興味が持てるはず。

 

■薄いのに暖かいヒートテックの謎


 『そこを教えてほしかった理系の雑学』(おもしろサイエンス学会編、青春出版社刊)では、宇宙や地球の話題をはじめ、テクノロジー、脳、人体、動植物から衣食住の科学まで、理系をめぐる疑問に答えていく。


・ヒートテックが暖かい理由とは!?


 暖かい肌着の多くに採用されているのが、吸湿発熱繊維という素材。人の体から気づかない程度に発散される水分を利用することで、薄くても暖かいという高機能を実現している。極細の繊維で織られていることで、糸と糸の間に空気の層を作りだし、いったん発生させた熱を逃さず、保温しているのだ。


・どこでもドアはたぶん作れない!? 


 「ドラえもん」の秘密道具の中での人気のどこでもドア。扉をくぐるだけで好きなところに行くことができる道具だ。どこでもドアがあったら……と夢見たことがある人は多いはず。


 宇宙物理学の考え方からすると、残念ながら現在のところ実現は不可能だという。ドアを挟んで別の空間が存在していることは、宇宙物理学でいう「ワームホール」というものだ。ワームホールとは、時空のある一点から別の一点に直結しているトンネルのような空間領域のこと。


 理論上存在しているのは、その両端にはすべての物質を吸い込むブラックホールと、すべての物質を吐き出すホワイトホールの2つ。そして現在、存在が確認されているのはブラックホールだけ。ワームホールとホワイトホールは、理論上の存在にすぎないのだ。


 さらに、ブラックホールの中は途方もない重力がかかるため、人間が入ったら体を引きちぎられてしまう。なので、現時点では、どこでもドアは作ることができないということになる。


・消毒用のアルコールはなぜヒンヤリする?


 アルコールで手などを拭くと冷たく感じるのは、気化熱が関係している。蒸発しやすいアルコールは、皮膚に塗られた瞬間から、どんどん蒸発して気体に変わる。液体は気体に変化するとき、周囲の熱を吸収するもの。皮膚は蒸発するアルコールによって温度を奪われ、その結果、冷たく感じるというわけだ。


 漫画や日常でよく使うアルコール消毒などの身近な「なぜ?」の謎を知ることで、敬遠していた理系の分野も楽しく理解できるようになるはず。本書から、身近な謎を解き明かしていくことで、理系の苦手意識から好きに変わるかもしれない。(T・N/新刊JP編集部)


※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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