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日ハム・新庄ビッグボス、早くも長期契約確定か…フィーバー到来の裏側

文=Business Journal編集部
日ハム・新庄ビッグボス、早くも長期契約確定か
新庄剛志ビッグボス(北海道日本ハムファイターズ公式YouTubeより)

 春の甲子園「選抜高等学校野球大会(通称:センバツ)」が開幕し、“球春”が到来した。労使協定の交渉が難航し、開幕が危ぶまれた米メジャーリーグ(MLB)は1週間遅れで4月7日に開幕する。それより一足早く、3月25日に開幕する日本プロ野球(NPB)だが、世間の話題を集めるのは、“新庄ビッグボス”が率いる北海道日本ハムファイターズだ。

 日ハムは24日、新庄剛志監督の登録名を「BIGBOSS」に変更することを発表し、大きな話題となった。スポーツ紙デスクが解説する。

「ここ数年の日ハム番は、記者の中では“閑職”でした。ダルビッシュ有、大谷翔平、斎藤佑樹がいた頃とは異なり、スターと呼べる選手がいなかったからです。主役候補とみられた清宮幸太郎も思うような活躍を見せられておらず、年々人気も低迷し、同じく地方球団の福岡ソフトバンクホークスとの格差は広がっています。加えて、北海道という立地が大きく響いていました」

 そんな状況を、球団OBである新庄の監督就任が180度変えた。そのマスコミ対応は、すでに12球団で随一という声も上がっているという。

「今では新庄ビッグボスを載せておけば数字が取れる状況で、低迷するスポーツ紙各紙の救世主になっています。大谷翔平や五輪関連よりも数字が取れるのがビッグボスです。毎日ニュース性が高いネタを振りまいてくれるので、紙面の計算が立ちます。各社、日ハムには相当力を入れており、エース記者をバンバン投入している社もあるほどです。

 意外に思われるかもしれませんが、新庄を悪く言う人を聞いたことがありません。現場でも彼に心酔している記者が多くいます。昔のマスコミと監督のような付き合いができて、密接だから面白い記事が出てくる。ある意味では、マスコミは球団の狙い通りに動いてしまっているわけですが、win-winの関係となっているんです」(同)

 テレビのワイドショーでも連日、ビッグボスの動向が取り上げられている。朝日新聞ですら、新庄剛志の連載を組むほどだ。なぜここまで新庄フィーバーが起きているのか。その理由は、球団のバックアップ体制と長期ビジョンにも関係する。日ハム関係者が明かす。

「来年3月に開業予定の新スタジアム構想が立ち上がりましたが、それと反比例するように球団への関心度が落ちていきました。栗山英樹前監督もファンやマスコミ対応に長けた方でしたが、マンネリ化していたのも事実です。球団上層部としては、人気回復のためには“劇薬”が必要だと考えていました。球団内でも、次期監督は稲葉篤紀さん(現GM)が既定路線だろうという見方が強かったんです。それだけに、新庄監督には驚きました。

 それ以上に驚いたのが、球団が新庄さんを全面的に支えていくという姿勢があることです。どこの球団でもフロントと現場の意見のすれ違いはありますが、今のハムはそのギャップが限りなくゼロに近い。そんな条件だから、新庄さんも監督就任を引き受けたのだと思いますね」

新庄ビッグボスと稲葉GMの意外な関係

 現場は新庄ビッグボス、球団との橋渡し役は稲葉GMが行っているという。このコンビの関係性について、前出の日ハム関係者は「理想的だ」と続ける。

「稲葉さんのGM就任が発表された時、あれだけの経歴の人ですから『監督でなくて大丈夫か』と疑問視する声もありました。稲葉さんは世間のイメージとは違って派手好きで、前に出ることを好む方。決して黒子に徹するようなタイプではないからです。ただ、実は2人の関係は、『新庄さんに憧れている稲葉さん』という構図なんです。

 稲葉さんのファッションや香水、身に着けているものなどは、新庄さんの影響を多大に受けています。今の球団の状況を踏まえ、大きく変えられるのは自分ではなく新庄さんのような華がある人間だということを、稲葉さんも理解していたのです。だから、ノンテンダー(契約更新せずに市場放出すること)で主力を切るというような嫌われ役も稲葉さんは買って出たわけです。ひとつ言えることは、新庄監督以外であれば稲葉GMは誕生しなかったということでしょう」

 新体制の評判は上々といえるが、プロの世界では結果が求められる。新庄ビッグボスは1年契約を結んでいるが、主力が去り大きな上積みがない現有戦力ではペナントを戦うのは厳しいという声も聞かれる。グラウンド外の評判だけではなく、肝心の野球についてはどうなのか。ハム番記者が展望を述べる。

「結果という意味では、今年は厳しいでしょうね。ただ、選手の目の色は昨年とは変わってきています。キャンプ、オープン戦を通して見えてきた“ビッグボス采配”は、奇をてらっているようにみえて実は基本に忠実ということです。特に、練習メニューなどは基礎を徹底的に大事にしています。

 ビッグボスは1年契約ですが、記者の前では『来年以降を見据えて……』と、ポロッと漏らすようなこともあります。本人の中では“3年間での強化プランがある”と踏んでいるようです。球団上層部としては、この人気ぶりですから1年でクビを切るということはありえないわけです。もはや結果がどうというレベルではなく、“興行・新庄”となっているんです」

 北海道に突如訪れたビッグボスフィーバーは、シーズンインしても一層関心を集めそうな勢いだ。

(文=Business Journal編集部)

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