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無駄なものを「捨てて」人生を豊かにするための思考法

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『「捨てる」思考法 結果を出す81の教え』(毎日新聞出版刊)
『「捨てる」思考法 結果を出す81の教え』(毎日新聞出版刊)

 人生もビジネスにおいても、何か一つ得ようとすると、何か一つ失うことがある。一方で何か一つ捨てれば、何か一つ新しいものを得ることもある。日常生活の中でも、こうした「トレードオフ」を実感することが多いだろう。

 新しいものを手に入れるためには、捨てるということに意識しなくてはいけない。では、どう捨てればいいのか?

 『「捨てる」思考法 結果を出す81の教え』(毎日新聞出版刊)は、立命館アジア太平洋大学学長の出口治明氏が、「捨てる」ことの重要性を具体的な事例を示しながら解き明かし、職種・業界を問わず一生役立つ「トレードオフの極意」を紹介する一冊だ。

捨てることで人生から無駄がなくなる

 得るために捨てる。しかし、捨てることが苦手な人も多いだろう。では、余計なものを手放す習慣はどのように身につければいいのか。

 ものを捨てるときのキーポイントは2つあるという。それが「時間」と「分量」だ。「今週中に片付ける」と決めたら、必ず守って時間内に実行する。そして、段ボール3箱分を捨てると決めたら、箱がいっぱいになるまで黙々と詰める。「いつまで」と「どのくらい」をとにかく決めてしまうなど、マイルールをつくることが重要になる。

 また、捨てるものはモノだけではない。怒りを捨てれば仕事がスムーズに進むと出口氏は述べる。ある心理学の専門家の話では「人間が怒られて成長することは決してない」そうだ。怒られることで行動が萎縮してしまい、成長が阻害されるという。 そもそも、怒ることにもエネルギーや時間を使う。感情を爆発させれば、一時的に気分が晴れるとしても、冷静さを取り戻すための時間が必要になり、結果的に時間を無駄にすることになる。怒りという感情は何も生み出さないといえるのだ。

 さらに、空気を読むクセも捨てていい。空気を読めない人は、実は仕事ができる人だという。仕事以外のことに惑わされず、自分がすべきことの目的を考えているからだ。

 ◇

 何かを得ようとするだけでなく、何かを捨てていくということにも意識を向けたい。それが未来につながっていくからだ。捨てるべきものは潔く捨てる。本書から捨てる思考法を学び、日常生活でも活用してみてはどうだろう。(T・N/新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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