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「Win-Win」や「CSR(企業の社会的責任)」など、海外発の耳触りのいい言葉があるが、これらは金剛組が1400年以上前から唱えている経営哲学と合致している。CSRとは、近江商人の座右の銘である「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」と同じことである。CSRの本家本元は、アメリカではなく日本なのだ。
長生きするための原理原則である不易をおろそかにしながら、海外(主にアメリカ)から輸入した経営の手法や技法に飛びついても、会社はよくならない。短期的な成果には結びつくかもしれないが、持続的成長はかなわないだろう。
経営者は、金剛組の経営哲学をもう一度吟味して、不易に立ち戻ることが肝要だ。そして、不易と流行を上手に混合することが大切である。勝ち残る会社というのは、正しい混合ができる金剛組タイプなのだ。
(文=新将命/国際ビジネスブレイン代表取締役社長)
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