カフェにいくと、TOEICの参考書を開いて必死に勉強している人や国家資格の参考書を読み込んでいる人を結講みかけます。筆者は現在のところ、そういう勉強はしていないので「がんばっているな」くらいの感想で終わりますが、「集中する場」を見つけることがかなり重要なのは常々感じています。
単純に「読書してそこで没頭したい」という欲求もありますし、本記事のような原稿を書く際に集中できる場で書き上げたいという必要性もあります。
そこから想像するに、国家資格の勉強やキャリアアップのための語学の勉強などをされている方は、「どうやって勉強の時間をつくるのか」という問題とともに、「どこで勉強をするのか」ということがあるはずです。
たしかに、「読書くらいどこでもいいと思う」という意見もあるとは思いますが、カフェなどでは集中できないこともあります。また、人によっては、少しワサワサしていたほうがいいという場合もあるでしょう。個人的な意見としては、本当に集中したいときには、周りが集中している環境の中にいると集中度合いが増すように思います。
書斎を持てればいいのですが、自宅に書斎がある人はなかなかいないでしょう。特に家族と一緒に暮らしていたり、子どもがいたりすると、本を読むどころではないはずです。都会に暮らしていると、実質的に自分の部屋が家にないこともあるでしょう。ちなみに筆者もありません。
もうこうなったら、「将来は書斎のある家に……」という強い意志をもって、明日へ向かって日々の努力を重ねる以外ありません。しかし、そのために勉強する場所がないというもどかしさ。
カフェでなければ近所の図書館を活用しようという人がいるかもしれません。図書館であればお金がかかりませんし、アクセスしやすい場所にあるならよいかもしれません。ただ、早朝に使いたい、就業後に勉強したいという場合には、開館時間や閉館時間の問題でうまいこと都合がつかない可能性があります。
貸し自習室で集中力アップ
そこで、活用を考えてみたいのが、貸し自習室やそれに類する有料の施設です。
東京都内で探してみると、さまざまな形態の自習室が存在します。筆者がビジネスパーソンに有料の自習室の活用を勧めたいのは、多くの施設が駅のすぐ近くに立地しているためです。