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セブン、ネットで大不評&コスパ悪い商品5選…ひとくちキンパ、中本の辛旨飯

文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio

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 いわずと知れたコンビニエンスストア業界最大手の「セブン-イレブン」。1927年にアメリカで誕生し、1973年にセブン-イレブン・ジャパン創業と、日本だけでも半世紀近くの歴史を誇るコンビニチェーンだ。コロナ禍でコンビニ業界自体が打撃を受けるなか、同社の2021年2月の既存店売上高は前年同月比0.7%減にとどまっている。

 さて、外で食事がしづらい今の時勢、セブンで食品を購入して昼食や夕食を済ませるという人もいるだろう。しかし、セブンでは味やコスパに優れた商品も多いが、なかには期待外れな商品もラインナップされている。そこで「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」は、セブンの食品を独自にリサーチし、「この春、買ってはいけない商品」を5つピックアップした。

味噌マヨネーズ増量!野菜スティック/259円(税込、以下同)

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 最初に紹介する「味噌マヨネーズ増量!野菜スティック」は、スティック状の大根、にんじん、きゅうりといった生野菜に、オリジナル味噌マヨネーズが付属している商品だ。

 野菜はフレッシュな食感でシャキッとしていて、味噌マヨネーズも申し分ない美味しさで、ネット上でも「やや太いスティックの食感が良い」「味噌の塩気とマヨネーズの相性が良くて美味しい」と評価されている。

 だが一方で問題視されているのが、コストパフォーマンスの悪さである。259円という価格を考えるとボリュームが少なく、開けると思わずガッカリしてしまうレベル。とはいえ、新鮮な野菜が味わえるなど商品自体のクオリティは高いため、量よりも質を重視する人は購入しても損はしないだろう。

ハッシュポテト/95円

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 次に紹介する「ハッシュポテト」は、20年7月に当サイトで掲載された『セブンイレブン、今買うと後悔する食品5選…うま辛チキン、フライドポテト、牛乳寒天』でも紹介した商品だが、賛否両論のある食品として今回改めて注意したい。

 大きな難点としては、パサパサとした食感になっている冷めた状態の、つくられてから時間がたった商品を購入する確率が高いことが挙げられる。また、運よく揚げたての商品が購入できても味や食感に突出した魅力があるわけではなく、袋から滲み出るほど油がギトギトとしていることも、今ひとつな部分といえるだろう。

 ネット上では「ハンバーガーチェーンのハッシュポテトより油っぽい」といった否定的な感想がある一方で、「これだけで1週間過ごせる」といった感想もあるため、選り好みしやすい商品といえる。100円以下の低価格となっているので、油っぽい食べ物が苦手でなければ一度試してみてもいいかもしれない。

北海道産牛乳使用たっぷりみかんの牛乳寒天/203円

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 続いて紹介する「北海道産牛乳使用たっぷりみかんの牛乳寒天」も、先の「ハッシュポテト」と同じく20年7月掲載の記事で紹介した商品。以前から味の薄さが難点として挙げられていたが、SNS上で「最近味が薄くなって微妙」というような指摘があったため、改めて取り上げさせていただいた。

 実際に食べてみたところ、やはり肝心の牛乳寒天の風味は非常に薄く、ただただ甘ったるい。さらに、ボリュームが多く途中で食べ飽きやすいという問題点もそのままだ。みかんの果肉は相変わらずみずみずしく、量自体もたっぷりなのだが、リピートするほどの魅力は感じられない。

 セブンで牛乳寒天を買い求めるのであれば、一昨年の春に掲載された当サイト記事『セブンイレブン、“感動”品質の「とみ田ラーメン豚骨醤油」「オマール海老のビスク」』で紹介した「牛乳寒天 3個パック」をおすすめしたい。

蒙古タンメン中本辛旨飯/257円

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 これまで激辛すぎて要注意な商品として、セブンと激辛ラーメンで有名な「蒙古タンメン中本」のコラボ商品を何度か取り上げているが、この「蒙古タンメン中本辛旨飯」もそのうちのひとつ。

 この商品は唐辛子がたっぷりと入った辛旨スープで仕上げたカップ飯となっている。購入者からは「辛すぎて薄めてみても無理」「辛いものは好きだけどこれは食べられなかった」といった声が見受けられる。

 実際に食べてみると、別添えとなっている辛旨オイルを入れなくても充分に辛く、食べ進めていくことで激辛を通り越して痛みを感じるレベルにまで到達した。辛さが苦手な人は間違っても「ラーメンは無理でもご飯なら……」と思って手を出してはいけない。逆に、激辛料理を食べるのに自信がある人であれば、手軽に安く激辛飯が味わえるのでこれ以上ないほどピッタリな商品といえるだろう。

ひとくち巻寿司 キンパ風/213円

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 最後に紹介するのは、今年2月23日に登場した商品「ひとくち巻寿司 キンパ風」。キンパとは、ごま油や塩で味付けしたご飯と、たくあんや卵などの具材を海苔で巻いた、韓国風の海苔巻きのことで、専門店がオープンするほど現在人気を集めている料理だ。

 この商品の問題点は、コストパフォーマンスにある。商品名の通りひとくちサイズのキンパが入っているのだが、213円でひとくちサイズの小さいキンパが4巻ということを考えると、1巻50円以上というのはかなり割高なイメージを抱く。

 ボリュームの少なさを帳消しにするほど味のクオリティが高ければ問題ないのだが、残念ながらそこまで味については評価されていない。物珍しさで購入するならともかく、ガッツリと食事を摂るべき場面では買い控えたほうが無難だろう。

 今回買ってはいけない商品として選出した5品はあくまで調査班の独断によるもので、取り上げた商品のなかには嗜好が合えばお買い得に感じられるような商品も多い。しかしながら、セブンでは膨大な数の食品が並んでいるため、そのなかでの品定めの参考としてこの記事を利用していただければ幸いである。

(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

※情報は2021年4月2日現在のものです。

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エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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