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小樽や伊勢の観光客が激増した理由

市民が行政と一体となって美しい景観を守り、まちづくりに生かす取り組みが全国各地で進んでいる。そんな各地の取り組みの実例集を、国土交通省がまとめた。資料では、「全国47都道府県における美しい景観とそれを支える人々の取り組み、さらにはその景観・取り組みによってもたらされたまちの賑わいや観光客の増加等の効果を取りまとめた」として、取り組みによる効果がわかるようになっている。
掲載されているのは、北海道小樽市から沖縄県那覇市まで47の自治体。小樽市は「小樽の新しい景観軸の創出と夜間景観の魅力向上」、青森県弘前市は「岩木山を活かした歴史的建造物の再配置」、那覇市は「首里における赤瓦の伝統的な家並みの創出」といった点がポイントとなっている。
小樽、那覇、伊勢など、誰もが思い浮かぶような自治体が並ぶ一方で、兵庫県養父(やぶ)市、宮崎県諸塚村(もろつかそん)といった、あまり馴染みのない地域も登場する。
どんなまちづくりが行われ、どんな効果が現れているのか。いくつかのケースを紹介したい。
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UPDATE:23:30