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鮫肌文殊と山名宏和、と林賢一の「だから直接聞いてみた」 for ビジネス

映画館の強すぎる冷房、言えば下げてくれる?設定基準は?TOHOシネさんに聞いてみた

文=酒平民 林賢一/放送作家
映画館の強すぎる冷房、言えば下げてくれる?設定基準は?TOHOシネさんに聞いてみたの画像1「Thinkstock」より

 この連載企画『だから直接聞いてみた for ビジネス』では、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問(?)を、当事者である企業さんに直撃取材して解決します。

【今回ご回答いただいた企業】
 TOHOシネマズ六本木ヒルズ様

 クーラーの効きすぎで逃げ場がなく、つらい思いをした経験は誰しもお持ちではないだろうか?

 喫茶店でクーラーが効きすぎであれば、席を替えるか、まあ店を出てしまえば問題はない。そんなに長時間いるわけでもないし。

 だがしかし、映画館でクーラーが効きすぎていると地獄である。約2時間、全身を冷やされ続けるわけで、映画そのものを楽しみたいのに「おなかが冷えるなー」「トイレ大丈夫かなー?」「風邪ひきたくないなー」などと余計なことが頭を駆け巡ってしまうのだ。なんならクーラーなんてないほうがいい。劇場内がちょっとくらい暑くても構わない。むしろ汗を拭きながらスクリーンにがっつきたいくらいだ。

 そもそも、映画館での空調は何度の設定になっているのだろうか? 「暑い!」と苦情がくるのを恐れて、かなり低めに設定しているんじゃあるまいか? とはいえその分、私みたいに「寒い!」と言う人が現れるので、世の中のバランスは難しい。
 
 とにかく気になる。

 そこでTOHOシネマズ六本木ヒルズさんに直接聞いてみた。

「冷房が効きすぎて寒いんですけど、設定温度は何度ですか?」

担当者 えーっと、お客様の人数によって温度は変わってきますが、大体24~25度で調整させていただいていますね。

–そうなんですか。それって、1年間ずーっと同じ温度設定ですか?

担当者 そういうわけではないですが、今の時期(夏)ですと、こういった温度になりますね。

–ブランケットを借りたんですけど、それでも寒かったんですよ。

担当者 それでしたら、スタッフに言っていただけますと、温度のほうも調整させていただきます。

–私1人の意見でも、温度は上げてくれるんですか?

担当者 そうですね、そういったご意見があれば、やはり対応させていただきますね。

–例えば、他の人が「暑い」って言った場合はどうなるんですか?

担当者 そうですね。えっとー、なるべくお客様が少なければ、温度は下げるようにしますね。

–なるほど。

担当者 あとはスタッフが本編上映前にチェックさせていただいておりますので、そちらの温度も併せて調整させていただくことになりますね。

–えっ。毎回、上映前にチェックしているんですか?

担当者 そうですね。

–ちなみに、冷房が直接当たらない場所ってあったりしますか?

担当者 当館は、特に冷房が当たらないというお座席がございません。

–全体的に当たってしまうんですね。

担当者 そうですね。

–周りからも「映画館は寒い」という意見をよく耳にするんですが、設定温度を2~3度上げてもらうことって無理ですかね?

担当者 ご要望はもちろん、さまざまなお客様から「暑い」とか「寒い」など、日々お受けしておりまして、その都度ですね、我々のほうで館内の温度を確認させていただいて、例えば「寒い」という声がありましたら、空調を一度切ったりすることはあるんですが。

–設定温度24度を……もう一声! なんとか26度! にならないですか?

担当者 26度に設定した結果、他のお客様から「暑い」というお問い合わせがあった場合、難しいところがあるので、現時点でお約束というのはできないですね。

 粘ってみたがダメだった。

 【映画館のクーラー設定温度は24度】
 →「もう一声!」→
 【設定温度は26度に】

 というドリーム展開にはならなかった。残念である。

 余談だが、数年前の夏に、こんなことがあった。ある映画館クーラーが故障しており、上映の最中、隣のおばさんがずっと扇子をあおいでいた。パタパタという音もさせずに、結果、心地よい風が頬に吹き続けたという、よき思い出がある。

 クーラーを切って扇子を配る映画DAY。

 こんなのも粋だったりしないだろうか、と部屋のクーラーを切って夢想するのである。
(文=酒平民 林賢一/放送作家)

林 賢一

林 賢一

1979年、五反田生まれ。脚本、構成。学生時代から古舘プロジェクトで修業。参加作品は、『トーキングフルーツ』(フジテレビ・火曜深夜24時25分~)、ドラマ『恋とか愛とか(仮)』(広島ホームテレビ・木曜深夜24時15分~)、舞台『古舘伊知郎トーキングブルース2014』、アニメ『脇役目線』(WOWOW)など。映画監督・入江悠と仲間たちによる映画メルマガ【僕らのモテるための映画聖典】で「映画のカット数を数える」という無謀な企画を連載中。

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