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大都市圏に住む者にとって、立体駐車場に停めることのできる全高1550mm以下のクルマかどうかというのは、非常に重要な意味を持つ。
現在、新車で人気を誇っているのがSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)と呼ばれるクルマだ。このSUVブームの火付け役となったのは、1997年に登場した初代トヨタ・ハリアー。スタイリングは、根強い人気を誇るスズキ・ジムニーや、80年代に人気となったトヨタ・ランドクルーザーや三菱・パジェロなどクロスカントリー4WDと呼ばれるクルマに似ている。
しかし、ジムニーやパジェロがラダーフレームと呼ばれるボディ骨格を採用しているのに対して、ハリアーは乗用車をベースとしたボディ骨格を採用。乗り味も、オフロードのタフな走破性よりも舗装路での乗り心地を重視した仕様となっている。また、駆動方式もクロスカントリー4WDは4輪駆動をメインにしているのに対して、SUVは2輪駆動も用意するなど差別化が図られているのが特徴だ。
SUVブームも成熟し、現在ではボディの大きさによってさらなる細分化が図られている。現在、日本国内の市場でもっともホットで新車の販売台数が多いのが、全長約4.5m以下のコンパクトSUVと呼ばれているカテゴリー。このカテゴリーは、従来のコンパクトカーからのステップアップや、子育てが終わり大きなミニバンやセダンからの卒業組が乗り換えるモデルとして注目度が高まっている。
このコンパクトSUVのなかで今回は、都市型SUVと呼ばれる国産車5台を紹介し、ベストバイを紹介したい。都市型SUVは、都心部に多く存在する立体駐車場に対応したモデルで、全高1550mm以下に抑えているのが特徴だ。
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