コンビニおでん、スープはいくら入れてもよい?別売りも可?セブンさんに聞いてみた
この連載企画『だから直接聞いてみた for ビジネス』では、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問(?)を、当事者である企業さんに直撃取材して解決します。今回は放送作家の鮫肌文殊氏が、コンビニおでんの“気になる”謎について迫ります。
【今回ご回答いただいた企業】
セブン-イレブンお客様相談室様
昔から「スープ好き」である。オニオンスープもブイヤベースもヴィシソワーズも好き。具だくさんなミネストローネやクラムチャウダー、ガスパチョも旨いよなあ。特に老舗洋食レストラン「日本橋たいめいけん」のいまだに50円のボルシチなんかたまらない。もちろんアジア系のトムヤムクンにサムゲタン、ソルロンタンなどにも目がない。日本のスープも負けず劣らず好き。真冬の豚汁の美味しさといったら。
スープといえば、すい炎を患って食べられなくなるまでラーメンを常食していた。「店主の魂を削ってつくった命のラーメンスープを残すとは何事か!」と基本、ラーメンスープは全部飲み干す主義。中華料理チェーン「天下一品」のポタージュ状スープにライスを入れて、グチャグチャにして即席雑炊にして食べたりしていた。
日本そばも忘れちゃいけない。そばのゆで汁に溶け出てしまった栄養分をいただくために「そば湯」は絶対飲む。ざるのつけ汁をそば湯で割ったものは大好物。立ち食いそばチェーン「富士そば」に行ってさえも、そば湯を飲んでしまうほどだ。
うちの嫁に言わせると、ラーメンもそばも「つけ麺と思って食べなさい」。特に最近のラーメンなどに使われている食塩の量はハンパない。それを全部飲み干していた日には、どんな人間も高血圧になってしまうと言う。
知り合いのテレビプロデューサーに聞いたのだが、あるグルメ番組でラーメンの食塩量をガチで調査してみたそうだ。すると、けっこう有名な行列店で「ぎゃ!」と思わずのけぞる食塩量。「もしこれをテレビ番組で公式に発表してしまうと、ラーメン業界自体がひっくり返るかも」という量だったそうである。やはりラーメンは体にあまり良くないらしいので、たまに食べるにはいいが常食している方はご注意あれ。
さてそろそろ、本題に入りたい。スープ好きなら必ず大好きなコンビニエンスストアのおでんスープの話だ。おでん戦争といわれているくらい各コンビニチェーンが力を入れているだけあり、レベルが高くてすごく美味しい。なんなら、おでん種じゃなく、あのスープだけ持って帰りたいくらいである。
だから直接、セブン-イレブンお客様相談室さんに聞いてみた。
「おでんのスープって、いったいどのくらいまで持って帰っていいんですか?」
担当者 それに関しては特に決まりもマニュアルもないので、お客様のご希望になる量をお申し付けいただいて、お持ち帰りいただいて結構です。
–例えば、おでん種は一つの器に盛って、スープはスープで別の容器にたっぷり入れて持ち帰るなどということも可能なんですか?
担当者 なるほど。ただ、セブン-イレブンの店舗に関しては、ほとんどがフランチャイズの形態になっておりまして、そのようなことが「できる」「できない」ということに関しては、それぞれのお店を任されている店長の判断ということになっております。やはり、おでんの容器というのも、それぞれの店舗で購入しておりますので、お店の方にご相談いただく、というかたちになってしまいます。
–なるほど。では、直営店ならOKなのでしょうか?