ビジネスジャーナル > 企業ニュース > 東電“不確定要素満載”決算のワケ  > 2ページ目
東電、メガバンク、経産省、支援機構が談合

東京電力が”不確定要素満載”な決算を出した理由

2012.05.23 2012.07.27 10:52 企業

 かくして東電、メガバンク、経産省、支援機構の4者は、電気料金の値上げが決まったものとして”粉飾”を押し通した。東電の業績見通しは、どんなに言い繕おうと、作文でしかない。4者が結託した談合決算である。

 東電は6月27日開催の株主総会の承認を経て、下河辺和彦会長(64、現原子力損害賠償支援機構運営委員長)、廣瀬直己社長(59、現常務)の新体制が発足する。

 新体制になっても、東電の体質は変わらない。情報操作は、お手のもの。東電の遺伝子(DNA)そのものである。
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

Business Journal

ポジティブ視点の考察で企業活動を応援 企業とともに歩む「共創型メディア」

Twitter: @biz_journal

Facebook: @biz.journal.cyzo

ニュースサイト「Business Journal」