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かくして東電、メガバンク、経産省、支援機構の4者は、電気料金の値上げが決まったものとして”粉飾”を押し通した。東電の業績見通しは、どんなに言い繕おうと、作文でしかない。4者が結託した談合決算である。
東電は6月27日開催の株主総会の承認を経て、下河辺和彦会長(64、現原子力損害賠償支援機構運営委員長)、廣瀬直己社長(59、現常務)の新体制が発足する。
新体制になっても、東電の体質は変わらない。情報操作は、お手のもの。東電の遺伝子(DNA)そのものである。
(文=編集部)
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