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湯之上隆「電機・半導体業界こぼれ話」
サムスン、「傲慢と過信」で内部崩壊の兆候 日本半導体、「過剰品質」で復活のシナリオ
●投資機関への講演を終えて
移動日と休養日1日を除けば、2日間で合計6回もの講演を行う強行軍だった。しかし、香港とシンガポールの著名な投資機関が日本をどう見ているかがわかったことは大きな収穫だった。
日本半導体の世界シェアは低下し、その存在感が薄れているのは事実だが、投資機関は、日本のポテンシャルを高く評価していた。だからこそ、「日本の復活はあるのか?」ということに大きな関心を持っていたのである。筆者は彼らに復活の可能性の一つを示した。これが「湯之上の妄想」に終わることなく、実現することを願わずにおれない。
(文=湯之上隆/微細加工研究所所長)
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