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山本康博「なぜあの商品はヒットしたのか/しないのか」
なぜキミは大学に入るのか?4年間を無駄に過ごし、企業からまったく相手にされない人達
履歴書に書く過去は変えられない
結論としては、大学に入ったら過去をたくさんつくるように努力すべきだ。また、社会に出たら一本釣りされるような人間にならなければいけない。「○○さんでいい」といったように、代わりに誰かと替えられるような人間では会社に必要とされているとは到底いえない。筆者は、会社の命運がたった一人の人間の行動で変わる現実を目の当たりにした経験を持つが、そのくらい影響力のある人間にならなければいけない。「○○さんでないとだめ」とまで企業に思わせなければいけないのだ。
そのためには遊んでいるだけではもちろんダメだし、「なんとなく今の大学に入った」というのもダメだ。なぜその大学に入ったのか、明確な理由を自分の中に持ち、それに向かって過去を地道に積み上げ、その時々で一所懸命になるべきである。
就職活動の際に履歴書に書く過去は変えられない。変えられない過去を明日からつくらなければ、就職活動が大変になることは明白だ。就職するための大学という概念を持ち、将来の日本を背負ってくれる人材がたくさん創出されることを切に望む。
(文=山本康博/ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表取締役)
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UPDATE:23:30