国内家具販売最大手のニトリでは、家具から生活雑貨まで、暮らしに役立つアイテムを豊富に販売している。
1967年に「似鳥家具店」として北海道で開業したニトリは、その後1993年に本州に進出。2002には東証一部に上場し、創業者の似鳥昭雄氏は一代で現在の地位を築き上げた。近年では化粧品やアパレル事業にも力を入れており、さらなる躍進を目指している。
そんなニトリは、“お、値段以上”のキャッチコピーのとおり、品質や機能性を持つ商品ラインナップが最大の強みだろう。新たな人気商品も次々と登場しており、ユーザーたちの心をつかんでいる。
そこで今回は「この春、買うべきニトリの商品」を5点ピックアップして紹介。シンプルで使いやすいベーシックアイテムから、使い手の視点に立った発想から生まれた“目ウロコ”アイテムまで勢揃いだ。この春の買い物に、ぜひ役立ててほしい。
コーヒー・ティーポット 1.1L/799円(税込、以下同)
仕事などで外に出る日は、それだけで飲食代がかさみがち。移動中や仕事の合間に飲むお茶くらいは、せめて自宅でつくって節約しようと考えている人も多いのではないか。そんな人におすすめしたいのが、ニトリの「コーヒー・ティーポット 1.1L」だ。
一見すると、普通のティーポットとなんら変わりないようだが、中央部に筒状の茶こしがついており、そこにティーパックを入れておくことができる。さらに、水出しコーヒーも同じ要領でつくれるのだ。
毎回、やかんを火にかけてお茶をつくっているものの、その熱さに耐えられなくなって本品を購入したというユーザーは、「楽して冷たいお茶が飲めるようになった」と感動している模様。日に日に暖かくなるこの春、ひとつ購入しておいても損はないだろう。
袋が見えにくいダストボックス チューブラスクエア/1390円
自分の部屋の見栄えは気になるが、かといってお金をかけすぎるのは気が引けるもの。経済的に無理のない範囲で、空間をスマートに見せるにはどうしたらいいのだろうか。
そんなときに活用したいのが、ニトリの「袋が見えにくいダストボックス」。商品名のとおり、セットした袋が外から見えにくい形状になっており、部屋の雰囲気を壊してしまいがちな“ゴミ箱”をなくしてくれるのだ。公式サイトには、「マットな質感・無駄のないデザインで惚れ惚れする」「高級そうに見える」といった好意的なレビューが相次いでいる。メディアで取り上げられることも多いそうで、続々とファンが増えているようだ。
ちなみに、カラーバリエーションはホワイトとブラウンの2色展開。自分が目指す部屋のイメージに合わせて選んでみてほしい。
ドア掛けミラー 高さ120cm/1518円
続いておすすめしたいのは、出かける前に自分の姿をチェックするのにうってつけなニトリの「ドア掛けミラー」だ。
ドアに引っ掛けられるつくりになっているので、このためだけにスペースを確保しなくても、手軽にミラーを設置できる。全長は120cmとコンパクトでありながら、全身がしっかりと映るのも嬉しいところ。購入ユーザーからは「狭いアパートでも邪魔にならない」「壁に穴を開けなくても取りつけられるのがいい」などと、高く評価されているようだ。
カラーバリエーションは、爽やかな抜け感を演出できるホワイトと、重厚感のあるダークブラウンの2種類。春の模様替えを機に、どちらか買ってみてはいかがだろうか。
バスケット ムスカ リング/1017円~
帰宅後に脱ぎっぱなしにした服が、溜まりに溜まって部屋に散乱してしまうことはないだろうか。そこで活用したいのが、ニトリの「バスケット」である。
洗濯機に入れる前の服やパジャマ、靴下などをこのバスケットに放り込んでおけば、部屋の散らかりをスマートに回避することが可能。深さもしっかりあり、容量たっぷりだ。天然のウォーターヒヤシンスを使用してつくられているそうで、独特の風格があるため、変な安っぽさを感じさせることもない。
どんなインテリアにも、オシャレに溶け込んでくれること請け合いなこのバスケット。ぜひとも、部屋にひとつ置いておきたい。
レターケース9個(オールホワイト)/2085円
使い勝手のよい収納アイテムを、いくつも取り揃えているニトリ。なかでも「レターケース」は、ネット上で話題に挙がることが多い。
もちろん「レターケース」という商品名だから、本来は書類や文房具などを保管しておくためのアイテムだろう。だが、ユーザーによっては、まったく異なった使い方をしているようである。
特に、プラモデルやトミカ、レゴなどのこまごました部品を収納しているユーザーが一定数いるらしい。卓上に置いても場所を取らないサイズ感ということもあり、強くおすすめできる商品だ。
日本が誇る家具メーカー・ニトリは、価格を抑えながらも、その商品クオリティには定評がある。店頭に足を運んでみれば、今回紹介した5品以外にも、「これは!」と感動するようなアイテムが発掘できるかもしれない。
(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)