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「ヒートショックを起こさないようにするためには、家の中の温度差をなくすことが一番効果的です。そのため、廊下やトイレ、脱衣所などの室温が低くなりがちな場所にも暖房をつけることが重要です。また、脱衣所から湯船に入る際も、寒いところから熱いところに入ることになるため、当然ヒートショックの危険が高まります。お湯の温度を40度以下に設定して、急激に体温が変化しないように心がけてください。入浴前に掛け湯を入念に行うのも、ヒートショック予防になります。
また、ヒートショックによるお風呂場での死亡事故は、基本的に脳卒中や心筋梗塞、熱中症によって意識を失って溺れてしまうことが原因です。そのため、万が一ヒートショックになってしまっても、見つかるのが早ければ助かる可能性は高いです。特に高齢者の場合、家族が起きている時間帯に入浴するようにしたほうがいいでしょう。これからの時期はヒートショックがますます増えると予想されますが、しっかり対策すれば十分予防することができます」(同)
師走を迎え、本格的に冷え込みが厳しくなってくる。「暖房代がもったいない」と寒さを我慢するのではなく、ヒートショックを予防するためにも、しっかりと家の中全体を暖めることを心がけたほうがいいだろう。
(文=日下部貴士/A4studio)
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