1980年に株式会社西友のプライベートブランドとして誕生した「無印良品」(以下、無印)。1983年に第1号店「無印良品 青山」がオープンしてから30年弱が経過した2021年8月時点で、総店舗数は1068店にまで拡大している。
そんな無印では、ジャンルを問わず多くの優れた商品が販売されているのはご存じの通り。そこで今回は、この時期に“買うべき無印商品5選”を独自にピックアップ。無印で買い物をする際の参考にしていただきたい。
あたたかファイバー ルームシューズ/1290円(税込、以下同)
靴下を履いているだけでは足先が寒くてかなわないという冷え性の方も多いはず。「あたたかファイバー ルームシューズ」は、そんな悩みを解決してくれる優秀アイテムである。
カラーはベージュとチャコールの2色で、サイズはM(23.5~25cm)とL(25~26.5cm)の2種類。毛足の長いファイバーが足全体をすっぽり包み込んでくれるため保温性が高く、履いていれば足先までポカポカになるというものだ。また、かかと部分にはしっかりゴムが入っているため簡単には脱げず、階段の上り下りも苦にならない。
洗濯ネットに入れれば洗濯機で洗うことができるため、手入れが簡単なのも嬉しい。リモートワークで足先の冷えに悩んでいる方は、きっと重宝するだろう。
フレグランスミスト おやすみブレンド/1490円
続いて紹介したいのが、「フレグランスミスト おやすみブレンド」。このミストは、自分の体や枕にシュッと吹きかけるだけで、その香りで上質な眠りを得られると注目を浴び、一時は入手困難ともなった大人気商品だ。
このフレグランスミストにはベルガモット、スウィートオレンジなどが含まれている。ベルガモットやスウィートオレンジの香りには気持ちを落ち着かせる効果があり、抗ストレス作用に優れているのだとか。
実際、枕に2プッシュ吹きかけてみると、柑橘系のさっぱりとした香りがふわっと漂い、心地良い気分にひたれた。香り自体はあまり長続きしなかったものの、気持ち良く眠りにつくことができたのは確かである。緊張や不安でなかなか寝つけないときや、イライラした気持ちがとれず落ち着かないときは、ぜひこのミストを活用してみてほしい。
食べるスープ コムタンスープ/390円
お椀にフリーズドライ状のスープの素を入れ、お湯をかけるだけで完成する無印の「食べるスープ」シリーズ。バリエーションが豊富なうえクオリティも高いため、無印のなかでも特に高い人気を誇っている。そんな「食べるスープ」シリーズのなかから、今回ご紹介するのは「コムタンスープ」だ。
コムタンスープとは、牛の肉や骨、内臓などを煮込んでつくる韓国のスープ料理のこと。本品は、ねぎ、牛肉、卵、ごまの4種類の具材の風味をベースに、ごま油やにんにくでスープ全体にアクセントを加えている。牛の旨味がスープにしっかり出ているため、優しい味わいの中にも深みを感じることができた。
また、にんにくが含まれているからか、飲み終わったあとに体がポカポカと温まったようにも感じた。寒い日の朝食として飲めば、体を整えて気持ち良く仕事に向かっていけそうだ。
穀物のお茶 国産穀物ブレンド茶/290円
無印には緑茶や紅茶、ハーブティーまで、さまざまな種類のお茶が取り揃えられているが、そのなかで今回紹介したいのが「穀物のお茶 国産穀物ブレンド茶」。この商品は、無印で取り扱っている穀物系のお茶のなかで、ある点で頭一つ抜けているのである。
それは、この一品にブレンドされている穀物の種類の多さだ。本品には国産の大麦、米、はと麦、とうもろこし、小豆の5種類の穀物が配合されている。多くの穀物が凝縮されているだけあって、本品を濾したお茶を口に含んだ瞬間、穀物の香ばしさが口内にふわっと広がってくる。ほっと落ち着きたいときに飲みたくなる、安らぎを与えてくれるお茶だ。
また、冷たいお茶にしても穀物の豊かな香りを楽しむことができたため、春から夏にかけても美味しく飲める味わいといえるだろう。普段飲んでいるお茶に飽きつつある方には、本品をぜひともおすすめしたい。
パイル織り フェイスタオル/290円
オーガニックコットンが使用された「パイル織りフェイスタオル」は、安価でありながらクオリティの高いタオルとして、話題になった一品。
特に高く評価されていたのは、それほど分厚くないのに吸収性が優れている点。顔や手を拭くときも、すぐに水気をとってくれるのだ。また、何度か洗濯してもふわふわが持続するところも嬉しい。肌触り、吸収性、ほつれにくさ……どれをとっても優れているため、本品が290円という値段で買えるのには驚きがある。
「パイル織りフェイスタオル」は、通常の厚みの商品のほかに厚手と薄手も展開されている。この展開と値段設定を踏まえれば、顔を拭くためのフェイスタオルとしてはもちろん、台所や洗面所での手拭き用として複数買いしてもいいだろう。ぜひこの使い心地を試していただきたい。
本記事では、寒さが身にしみるこの時期に活躍してくれそうな無印商品を中心に紹介してきた。今回紹介した5品以外にも、無印は優秀なアイテムが数多くあるため、店舗に足を運んだ際には自分なりの“買うべき商品”を探してみてもらいたい。
(文・取材=A4studio)
※情報は2022年2月1日現在のものです。