安くて魅力的な商品を多数展開している100円ショップブランドの「ダイソー」。“安物買いの銭失い”にならないコストパフォーマンスの高い商品が、支持を集めているのはご存知の通りだ。
そんなダイソーは年始からニュースに事欠かなかった。1月5日からはYouTubeにて中国放送とのコラボチャンネルを開設し、「バッグインバッグ」や「ミラークリップ」などの人気グッズを紹介した動画を配信。また、1月6日には京都芸術大学との産学連携プロジェクト商品の第1弾が販売されると発表した。業界最大手の地位に胡座をかかないさまざまな取り組みを行っていることが窺える。
さて、今回はそんなダイソーの「この冬、買うべき商品」を5つ選出した。いずれも寒い冬にぴったりの商品となっているので、ぜひ店舗に訪れた際の商品選びの参考にしてみてほしい。
耳が痛くなりにくいマスク/110円(税込、以下同)
まず紹介するのは、ダイソー公式が“耳が痛くなるすべての人に試して欲しい”と宣伝する「耳が痛くなりにくいマスク」。本品に使用されている特許取得済の極細ゴムが体温に馴染むと柔らかくなるおかげで、耳になめらかにフィットしてくれるという。
装着してみると、たしかに耳への負荷をまったく感じないし、着けているうちに体温の影響でゴムの長さが変化し、顔にちょうどよくフィットしたため快適に利用できた。ノーズフィッターのつくりもしっかりしており、鼻での呼吸がしやすいのも好印象だ。
また、嬉しいことにサイズは「ふつうサイズ」と「小さめ」の2種類あるので、どちらかのサイズが合わなくてももう片方のサイズを試すことができる。新型コロナウイルスの影響はまだまだ続きそうだが、本品を利用してストレスのないマスク生活を送ってみてはいかがだろうか。
スマホスタンド(フレキシブルアーム)/220円
次に紹介するのが、台や机にスタンドクリップを挟んで使える「スマホスタンド(フレキシブルアーム)」だ。最長62cmにも及ぶアームと360°回転するスマートフォンクリップで、自分の好きな位置・角度に調節できるようになっている。
スマホの重さでアームが落ちてしまわないか心配になる人もいるかもしれないが、スマートフォンクリップの部分は固いリングで固定されているのと、アーム自体のつくりが思ったよりもしっかりしているので、スマホ程度の重さであればまったく問題ない。ちなみにアームは少し固く変形させにくいが、使っていくうちに徐々に柔らかくなっていくためご安心を。
仕事中のサブモニターとしてスマホを固定したり、動画やゲームなどをじっくり楽しんだりと使い道は多様。特に冬の時季はコタツで温まる人も多いはずなので、本品を使ってスマホを固定し、自分の好きなコンテンツを存分に楽しんでみるのもいいだろう。
お昼寝クッション(アニマル)/330円
続いて、眠っている動物の顔が刺繍された「お昼寝クッション(アニマル)」を紹介したい。デスクの上で仮眠をとるとき、手に頭を載せて寝ると手が痺れてしまったり、頭が痛くなったりするが、本品があればそんな悩みとも無縁になるだろう。
本品はクッションのサイドに穴があり手を入れることができるので、手を痺れさせることなく頭をクッションに埋めて寝ることができる。実際にデスクの上で本品に手を入れうつ伏せの状態で寝てみると、想像以上にクッションが柔らかく生地もふわふわだったため、すぐに眠りに落ちそうな心地だった。またクッションに顔を埋めれば視界もシャットアウトできるため、周りの明かりが気になって眠れない人も問題なく眠りにつけるだろう。
ちなみにデザインは3種類。今回購入したのは柴犬デザインのものだが、他にネコとコアラのデザインもある。気になった人はぜひ店舗に行って探してみてほしい。
どこでもペタッとゴミ袋 木の葉柄 18枚/110円
4品目は、「どこでもペタッとゴミ袋 木の葉柄 18枚」。ゴミ袋にシールが付いているため、どこでもくっつけてゴミ箱として設置できる商品となっている。机やキッチン、洗面台にある小さなゴミを集めるのにぴったりの商品だ。
実際に使用してみてもテープの粘着力が思いのほか強く、すぐに剥がれることはなかったため、普通のゴミ箱感覚で使用することができた。また、本品はミシン目のある穴にシールが付いている持ち手を通すことで、簡単に口を閉じられるので後片付けも手早く行える。枚数は18枚と少なくないため、すぐに使い切ってしまう心配もない。日頃から家中に設置しておけばゴミ捨ての際も各々をただまとめるだけなので、随分楽になるのではないだろうか。
2重ステンレスタンブラー(ミラー、360mL)/550円
最後に紹介するのが、「2重ステンレスタンブラー(ミラー、360mL)」。こちらの商品は昨年10月配信の『ダイソー、買わないと損する感動の商品5選…ステンレスタンブラー、エクササイズリング』でも紹介した商品の系列品だが、寒い季節に温かい飲み物を心地よく飲むためのアイテムとして、今一度おすすめしたい。
本品の特徴は真空断熱構造にある。この構造のおかげで熱伝導が防がれ、温かいものを入れてもタンブラーの外側が熱くなりすぎず、冷たいものを入れても結露しにくくなるのだ。どんな温度の飲みものでも、適切な温度をキープしてくれる嬉しいアイテムといえるだろう。
説明書によると実際に使用するときは、タンブラーに熱湯(冷水)を入れて、1~2分余熱(予冷)するのがいいとのこと。そこで実際に、熱湯を入れ余熱した後、温かいコーヒーを入れてみた。入れてすぐであればもちろん温かいのだが、なんと20分ほど経過しても中身は温かいままだった。長く飲み頃を楽しめるこの商品、ホットドリンクを飲む機会が多い人には特にチェックしていただきたい。
安価で高クオリティの商品を数多く展開するダイソー。今回紹介した商品以外にもダイソーには冬にぴったりなアイテムが揃っている。今冬もダイソーの商品をうまく使うと案外楽しく乗り越えられるのかもしれない。
(取材・文=A4studio)
※情報は2022年1月13日現在のものです。