【アンケート結果】
1位:本田のほうが好き(30%)
2位:どちらも嫌い(26%)
3位:芦田のほうが好き(20%)
4位:よく知らない(14%)
5位:どちらも好き(10%)
本調査からは、本田のほうがやや人気が高いという結果になったが、「どちらも嫌い」という声も意外と多かった。また、ふたりの認知度は86%とかなり高く、女優としての存在感の大きさがうかがえる。
●競争激化する子役タレントの世界
そんな「二強」を尻目に、最近ではほかにも人気が急上昇してきている子役タレントたちがいる。
先日発表された最新の「2013年 女性タレントCM起用社数ランキング」(ニホンモニター)によると、子役タレントの谷花音が、有村架純、上戸彩、島崎遥香(AKB48)、ベッキーといった人気タレントと同数の11社と契約。ちなみに、前年15社と契約していた芦田、同12社と契約していた本田は共にランキング圏外という結果であった。
また、子役掲示板サイト「女子子役人気ランキングベスト10」における直近の順位を見ても、芦田や本田より上位にランクインする子役タレントたちが数多く見られる。
【子役掲示板サイト「女子子役人気ランキングベスト10」】
1位:風間美理菜
2位:秋庭伶香
3位:芦田愛菜
4位:胡桃沢朱音
5位:佐藤日向
6位:菊地最愛
7位:花坂椎南
8位:本田望結
9位:谷花音
10位:小林星蘭
こうして見ると一般的には見慣れない名も多いが、子役タレントも層が厚く競争が激しいことの裏返しともいえるだろう。
●ブレイクが大きく人生を狂わせる危険も
現在、子役タレントを受け入れている芸能プロダクションは50社を超え、子役専門芸能プロの中で、活躍する子役を輩出しているところは20社程度あるとみられる。ひとつの事務所には少ないところで20名、多いところには数百名の子役が在籍するが、テレビ出演などで活躍している子役はほんの一握り。そんな激しい競争を勝ち抜いてブレイクしていく子役たちは幸運だが、「子役は短命」という芸能界のジンクスがある通り、一度ブレイクしても短期間で表舞台から消えていく子役たちも多い。例えば、映画『崖の上のポニョ』の挿入歌でブレイクした大橋のぞみは、中学入学時に突然、芸能界引退を発表をして話題となったが、芦田の人気上昇により仕事が激減したからともいわれている。
また、「人気を博した子役タレントが、身体の成長とともに仕事が減り精神的に大きなダメージを受けたり、高額のギャランティー収入で家族関係に悪影響を及ぼすケースも多い」(テレビ局関係者)ともいわれ、人気子役になることがかえって本人の人生を大きく狂わせてしまう可能性もある。
そんなジレンマを抱え、精神的にも身体的にも未熟な状態で厳しい競争を強いられる子役タレントたちであるが、世間の需要がある限り、その存在がなくなることはないのかもしれない。
(文=成田男/フリーライター)