FBIを偽装した「警告」も…
脅迫スパムメールが勝手にデータを改ざんし、身代金を要求!
このように、ランサムウエアは、被害者のコンピュータを人質にしているが、一方で、被害者本人の命を狙った手口も過去には報告されている。「『プロの殺し屋』に殺されたくなければお金を払え」という、驚きのスパムメール(迷惑メール)だ。
セキュリティ企業のソフォスのブログによれば、2007年に発見された脅迫スパムメールには、「殺し屋が10日間おまえを狙っている。8万ドル(約640万円)払えば、殺しをやめてやる。警察には知らせるな」という内容が書かれていた。このような脅迫スパムメールが来た場合には、その内容がどんなものであろうと、相手にしないことが得策である。
(宮島理)