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6月12日行われた新製品発表会は、取材陣で満席。
スマフォのセキリティに対する。興味の高さが伺える。
スマフォのセキリティに対する。興味の高さが伺える。
ここ数年のスマートフォンの急増を受けて、ユーザーの心配の種となっているのがスマホに侵入するウィルス。何か対策を講じなければ……と思いつつも、なんとな〜く使っている人が大半だろう。だが、この数カ月で、アンドロイド端末で検出されるウィルスの種類は爆発的に増加し、その脅威は着実に迫りつつあようだ。
では、そんなウィルスに対してセキュリティソフトメーカーではどのような対策をとっているのだろうか? インターネットセキュリティ大手のカスペルスキー新商品発表会に潜入し、セキュリティ対策の最前線をレポート!
一カ月で1200種類のウィルスを検出……。
同社代表取締役社長の川合林太郎氏によれば、2005年から10年にかけて1160種のマルウェアが検出されていたが、11年に入ってその数が急増。なんと、11年12月の1カ月だけでもこの5年間とほぼ同等の数となる1199種が検出されたのだ。しかも、そのうちの1179種がアンドロイド端末に働きかけるウィルスという、まさに狙い撃ちの状況。もし、アンドロイド端末を持っていてウィルス対策をしていないなら、それはもはや自殺行為に等しいだろう。
具体的なウィルスの脅威はというと、例えば入力された口座情報を盗み出すウィルスや、フィッシングサイトなど、これまで検出されてきたウィルスはどれも悪質なものばかり。また「フェイクAV(偽のアンチウイルスソフト)」や「ランサムウェア(端末内のファイルやシステムを使用不能にし、その復旧と引き換えに金銭を要求するウィルス)」などのマルウェアはまだスマホには登場していないものの、これらが登場するのも時間の問題なのだという。
「ウィルス対策の面においても、モバイル端末はPCとほぼ同じ状況にさらされているんです」(川合氏)
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