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「アメリカをはじめ、各国のリベラル系メディアは『トランプが国際社会で孤立している』『日米の安全保障に懸念』などと連日のように煽ってきた。しかし、今回の“仲良しアピール”によって、いわば実態と報道の内容が乖離してしまうことになる。これこそがトランプ大統領の狙いであり、一部のメディアによる日米の分断工作は失敗に終わったといえる。
また、トランプ側とすれば、日英を抱え込むことで他国の反発を押さえ込みたいという思惑もある。トランプ大統領は、最初の首脳会談の相手にイギリスのメイ首相を選んで英米関係の強化を世界にアピールした。そして、今度は日本との関係強化を強く訴えたわけだが、これによってG7(先進7カ国)の中でも特に影響力の強い英米日の3カ国が連携することになり、それは同時に他国に対する抑止力になる。だからこそ、必要以上に親密さがアピールされたわけで、すべては用意周到かつ計算の上で行われたものだろう」(同)
トランプ大統領は、年内には来日する意向があるという。今後の日米関係は、さらに世界の注目を集めることになりそうだ。
(文=編集部)
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