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12月が勝負!保育園に「落ちない」ための完全対策マニュアル! 裏情報収集術

文=編集部

 一方で、フリーランスなど自宅で作業ができる保護者はどんなに忙しくても点数が低くなる。また「65歳以下の無職の祖父母がいる」「転職して1カ月以内」だと、点数を差し引かれるという制度もある。

 そこで、自治体に相談に行く際は、近所にある入園を希望する保育園を決め、「自分の勤労状況、家族の構成では、入所できそうかどうか」を聞くのがいいだろう。多くの自治体は、「昨年は、A保育園の1歳児枠は、100点あれば入園できました」などと教えてくれる。翌年の状況は申し込みを締め切ってみなければわからないので参考情報にすぎないが、おおよそのめどはつく。

 もし、認可保育園に入るのが厳しそうであれば、認可外の保育園を早めに検討すべきだ。認可保育園、認定こども園などは各自治体に申し込むが、認可外の保育園は各保育園に直接申し込まないといけない。先着順に申し込みを受け付けている保育園が多く、なかには4月入園の申し込みを前年の9月に締め切っているというケースもあるので、とにかく情報を早期に集めて動き出すことが需要だ。

保育園の実態は口コミで把握する

 保活において、もうひとつ大変なのが、「検討している保育園の実情についての情報」が不足していることだ。延長保育に対応しているか、どんな保育・教育方法を実践しているかなどはホームページやパンフレットに記されているが、実態はどうなっているのか気になるところだ。安心して預けられるところ、質が高い保育をしてもらえるところに預けたいと考えるのは当然だ。しかし、保育園は大学などと違って小規模で、閉鎖的な業界であることから情報が少ない。

 そのため、多くの保護者は口コミで情報を交換していることが多い。「A保育園は区立なので、行事が平日ばかりで評判が悪い」「B保育園は新設されたばかりで、トラブルが多い」「C保育園は教育に熱心で、鼓笛隊の活動もあって、幼稚園並みの教育を実施している」など、公的な情報だけではわからない情報をやりとりしている。ただし、実際の口コミ情報では得られる内容に限界がある。そこで参考になるのが、保育園に関する評判や情報を掲載しているインターネットサイトだ。

BusinessJournal編集部

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