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12月が勝負!保育園に「落ちない」ための完全対策マニュアル! 裏情報収集術

文=編集部
12月が勝負!保育園に「落ちない」ための完全対策マニュアル! 裏情報収集術の画像1「Thinkstock」より

 我が子を保育園に入れるためには「保活(保育園入園活動)」が必要不可欠だ。都市部においては多くの入園希望者が保育園に入れないという「待機児童問題」が深刻で、どの保育園が我が子にふさわしいのかを選ぶための情報がない「情報不足」にも多くの保護者が悩んでいる。今回は、「保活の情報収集術」を解説しよう。

待機児童問題は、自治体で相談すべき

 まずは、保活を語る上で避けて通れないのが待機児童問題だ。保育園は、共働きであったり、病気などの理由があったりして、子供を預けたいという人が利用できる。女性の社会進出が進み、出産後の女性が積極的に働くようになっていることから、保育園を利用したい人が増加している一方で、保育園の整備が後手に回っているため、待機児童数は年々増えている。待機児童数は全国で2万6000人もいる。以下は待機児童数が多い地方自治体だ。

「待機児童数が多い地方自治体ワースト5(4月時点)」
1位 東京都世田谷区…861人
2位 岡山県岡山市…849人
3位 東京都目黒区…617人
4位 千葉県市川市…576人
5位 東京都大田区…572人
(出所・厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ」)

 では、どうすれば我が子を保育園に預けることができるのか。まずは、自分の自治体の資料を取り寄せ、自治体の窓口に相談し、情報を収集すべきだろう。

 保育園を検討する場合、多くの人は国の基準で運営されている「認可保育園」に申し込む。認可保育園は、施設や職員が比較的そろっており、保育料も安い。そのため人気が高く、都市部だと入園希望者の半分程度しか入れない自治体もある。

 入園基準は自治体がそれぞれ制定している。両親の働き方や家族の状況で点数を付け、点数が高い順に入園できるようになっている。その「ボーダーライン」だが、東京の23区の自治体だと、両親ともに月20日以上、毎日8時間以上のフルタイム労働者でなければ入園は難しいことが多い。特に激戦である1歳児の入園となると、フルタイム労働者であるだけでなく、「保育園に預けたい兄弟がいる」「生活保護世帯」「認可外施設に預けた実績がある」などの要件を満たして点数を積み重ねる必要がある。

BusinessJournal編集部

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