元山口組系組長という経歴ながら、経済作家としてベストセラーを連発し、SNSやニュースレターでの情報発信が常に注目されている猫組長が、先日、還暦を迎えたという。
しかし、引き締まった身体と、休みなく活動し続けるバイタリティは年齢をまったく感じさせない。それら維持する秘訣をご本人に聞くと、「経済ヤクザといったって、カラダが資本だったから、現役時代からいろんなことを試してきた。運動やサプリなどの健康食品も、アンチエイジング的なこともやってきた。そこからの蓄積があるし、継続しているから、今の体型や体力が保てている」とのこと。いわば、健康オタクともいえる猫組長だったが、中でも最近は、「キックボクシングにハマっている」という。
ということで、現在は週に2日は通っているというキックボクシングジムに猫組長を訪ねて、その魅力や効果を聞いてみると……。
カロリー消費の効率がよく、ストレス発散でいい所だらけ
――なぜ、キックボクシングをはじめられたんですか?
猫組長 今、通っているのが、この「レンジャージム」(撮影はレンジャージム池袋店)というところなんだけど、そこの会長であるキックボクサーの田中(雄士)さんと知り合って、キックの利点を聞いていたら、「これは始めないと」と思ったの。昨年の11月から、平均すると週2回は行ってるね。
――実際に始めてみて、キックの魅力、利点はなんでしたか?
猫組長 まず、消費カロリーが高い。個人差はあるけど、3分1ラウンドのミット打ちが、3キロ走る以上のカロリーを消費するらしいし、ジムで筋トレするより倍以上エネルギーを使うから、ダイエットには効率がいい。だから、女子にもすごく流行っているって。僕は3分2ラウンドを続けてやるんだけど、その間、ずっと全身運動をしているから、そのハードさは「普通のジムでの運動とは違う」と感じました。
――ただ、ハードだと、キツくて続けられないのでは?
猫組長 腕立て100回とか、100メートルダッシュとかのハードさって、キツイだけで面白くないけど、キックは違う。気持ちいいし、ストレス発散になるからね。人間って、暴力的な衝動というのがあって、殴る蹴るって、破壊的で気持ちいいわけですよ。特に、家でクッションを殴ることはあっても、日常で何かを蹴り飛ばせることなんてないでしょ。その快感が得られるから、ハードだけど続けられるわけ。それと、パンチやキックを打つ上でストレッチも大事になってくるんだけど、それをしっかりすることによって、可動域が大きくなる。可動域が広がると、エネルギー消費が増える。
――いいことばかりですね。
猫組長 人によって向き不向きはあると思うけど、自分はすごくハマってますよ。バイクが趣味なんだけど、うまく乗りこなしたいというのがあった。それには体幹と下半身の筋力が重要。キックはそれらを鍛えられるし、バランス感覚も良くなる。長時間、安定した運転をするためのトレーニングにもなるわけ。この間は石川までツーリングしてきたけど、トレーニングの効果を実感できたよね。
――今、キックボクシングジムは増えていますが、中でもレンジャージムの良さはどこですか?
猫組長 トレーナーの質がいいですよ。パンチもキックもただ打つだけではなくて、きれいなフォームでやることが大事。そのコツを手取り足取り、わかりやすく教えてくれるから、自分で「変わった」と実感できる。ミット打ちしたとき、スパーン!と入ったときは気持ちいいよね。それに、この池袋店にいる女性トレーナーには僕も教えてもらったけど、うまいよね。明るくていいし、女性が通うにも安心でしょ。
それと、多くのジムに筋トレをするマシンがあるんですよ。筋トレだけしたいときは、それをすればいい。予約なしで通い放題。すべてのジムが都内のいい場所にあるから、通いやすい。
――猫組長がレンジャージムにハマっている理由がわかりました。
猫組長 本当にいいから、僕もこうやって宣伝に協力しているわけです(笑)。ただ、そこで効果を得られるかどうかは、本人のやる気次第。人間は基本だらしない。ゴロゴロしながら、好きなものを食べていたいという動物。だからこそ、そこを律して、自分にルールやルーティンを課さないと。面倒と思うこともあるけど、それが成長につながるし、自信や精神の安定にもつながるわけですよ。だから僕は、週2回はジムに行くことにしてるし、毎日、体重計にも乗って自己管理してます。
――常にベスト体重を維持しているんですか?
猫組長 40年近く、体重はプラスマイナス1キロ内の変動で押さえている。お酒も食事も好きだけど、500グラム増えたら、そこで歯止めをかけるために食事制限したり、運動したりする。気が緩んで1キロ増えると、すぐに2キロ、3キロ行って、元の体重に戻せなくなるから。そこは借金と一緒だよ(笑)。逆に理由もわからず500グラム減ったら、悪いところがないか、すぐに病院に行ってチェックする。ウエストもだいたい77センチくらい。体脂肪率は15%を切ってるから。
――15%!
猫組長 徹底的に自己管理しているのは体調面だけじゃないですよ。自分の場合、週刊誌「SPA!」で5年間連載していたときは、毎週日曜日の夜に原稿を書いて、月曜日の締め切りまでには絶対に遅れずに提出するということを一度もずらしたことがなかった。それを軸に生活を組み立てていくんです。約束を絶対守ることによって、出版社との信頼もできるし、そうした評判は、他の仕事に繋がっていくわけです。元ヤクザの自分にメジャーな媒体が仕事をくれるわけだから、そのプライオリティは自分の中では最上位にしてました。信頼は、お金では買えない。今は3年間続けているニュースレター「NEKO TIMES」(https://neko.theletter.jp/)、「猫組長POST」(https://nekopost.theletter.jp/)の執筆・配信を軸に、自分の生活を組み立てています。
――ストイックに、自分にも社会にも誠実に向き合っているのですね。
猫組長 律すべきところは律して、楽しむところは徹底的に楽しむ。みなさんも、そうしてみてください。そのためには、健康的な肉体と精神が大事。まずは、軽い気持ちでいいのでキックボクシングを試すのも、そのきっかけになると思いますよ。
そんな猫組長が通う「レンジャージム」。その最新店舗・池袋店では、最大3万8940円も割引になる特別キャンペーンを実施中。無料体験も歓迎。詳細は、以下のバナーからご確認ください。
■猫組長(ねこ・くみちょう)
1964年生まれ。兵庫県神戸市出身。元山口組系組長。評論家。本名、菅原潮。大学中退後、不動産会社に入社し、その後、投資顧問会社へ移籍。バブルの波に乗って順調に稼ぐも、バブル崩壊で大きな借金を抱える。この時、債権者の一人であった山口組系組長を頼ったことでヤクザ人生が始まり、インサイダー取引などを経験。石油取引を通じて国際金融の知識とスキルを得る。現在は引退して評論、執筆活動などを行う。
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